2009年5月16日
松読谷橋から
七辺巡り直登 山犬切峠
アンドウコヤ谷 球磨川水源周回
2009年3月1日球磨川水源を散策したとき,源流橋の手前の谷の松読谷橋のところから荒廃した遊歩道が
尾根を越しているのを知った。あとで地図を見るとこの尾根をたどると七辺巡りへ通じているようだ。
ということで七辺巡りへ直登し山犬切峠からアンドウゴヤ谷へまわり球磨川水源へ下った。
松読谷橋(5:45)−上丸尾三角点(6:22)−(7:30)七辺巡り−(8:00)山犬切峠(8:10)−荒廃林道
(8:45)アンドウゴヤ谷−(9:10)ドリーネ−(9:45)縦走路−(10:20)水上越−(10:45)球磨川水源−
(11:45)松読谷橋 |
左 松読谷橋
右の尾根を
途中まで荒廃
遊歩道を行く
右 遊歩道
入口こそあちこち
壊れているが
尾根には木段も
設置されている。 |
左 三角点
遊歩道脇の
1113.2m、三角点
点の紀によれば
「上丸尾」
右 尾根へ
三角点から5分
遊歩道は左右に
分かれるが真直ぐ
尾根を登る。
スズ竹は枯れて
いて歩きやすく、
巨木が目をひく
テープなどの
目印はない |
左 シャクヤク実
石灰岩が
あらわれると
シャクヤクや
トリカブトが
見られるが
シャクヤクは
既に散っていた
右 石灰岩
この石灰岩は
乗り越えたが
さらに上部では
右脇を登った。 |
七辺巡り
松読谷橋から
1時間45分
鈍頂の七辺巡の
山頂に到着
山頂標識は古い
ままだったが
白鳥山、北山犬切
を示す真新しい
案内標識があった。 |
左 花
たくさん咲いて
いたが、名前は
検索中
右 山犬切峠
七辺巡りから
30分、
シャクヤクと
トリカブトの
石灰岩の尾根、
双子ドリーネを
経て、山犬切峠
に達する。
この間はテープも
多く迷うことは
ない。 |
左 北山犬切方面
バイケイソウ
トリカブトが
繁っていた。
山犬切峠は
広場となっていて
少し行くと展望も
得られ休むのにいい
右 林道川口線
かっては
ここまで車で
こられたというが
今は荒れて
しまっている |
左 シャクヤク
林道わきに
咲き残っていた
シャクヤク
右 荒廃作業小屋
ナカダシコヤノ谷
付近にあり屋根も
カベも壊れかけて
いた。近くで水も
得られる。
|
左 アンドウゴヤ谷
入口
山犬切峠から35分
何の案内もない
地図とGPSで確認
この谷の右側は
植林地だ。
右 アンドウゴヤ谷
浅い谷で水流も
ある。
|
左 巨木と苔むした
石が庭園のよう
まさに脊梁の
サンクチュアリだ
右 鍾乳洞入口?
林道から25分
石灰岩のある
凹地に達する
近くにはまだ
シャクヤクの花が
咲いていた。 |
左 ブナ林
かすかに道の
様にも見える?
水上越への道か
ここからは
鍾乳洞入口?を
右の浅い谷を行き
右の尾根を経て
七辺巡り近くの
主尾根にでた。
これが間違い
だった。(地図)
右 尾根の岩峰
この峰の上には
登らなかったが
所々展望のよい
石灰岩の峰がある。 |
左 石灰岩の尾根
ミツバツツジが
咲いていた
右 散ったばかりの
シャクヤク
|
左 水上越
ここから水源へは
少ないながら
テープがある。
急坂で歩きやすい
ところを選んで
下る
右 球磨川水源
球磨川の源流は
幾つもあるのだろう
が、ここでは岩の
あいだから豊かな
水が噴き出すと
いう感動もの |
左 球磨川源流
少し険しい所も
あるが、谷沿いに
下ると次々と
滝があらわれる。
右 源流橋
周遊6時間弱
源流橋に帰着
結局誰にも
会いません
でした。 |
念願のコースを歩きました。巨木と庭園のような苔むした岩、九州脊梁の最後の自然、聖域を堪能した満足の
山行でした。誰にも会わない静かな山行きと言いたいところですが小鳥のさえずりや鹿の鳴き声で結構にぎやかでした。
石楠越から七辺巡り、北山犬切の間はこのところ登山者が増えたのか案内標識もありテープなども多かったのですが、
アンドウゴヤ谷は踏み跡も定かでなく、標識もテープもなく、水上越へのルートを見つけることができず迷ってしまい
ましたが何とか尾根に出ることができました。(地図参照)、GPSに感謝でした。そのGPS途中で電池が切れて新しい電池に
交換した場所にストックを置き忘れてしまいました。 |