岩宇土山 2006年2月18日
五木の山には福寿草が見られます。仰烏帽子が人気で団体登山で混雑,駐車にも苦労します。そんな喧騒を
さけて岩宇土山にでかけました。2002年、群落地に迷い込んだので今回も迷いこもうと、山頂から下ったの
ですが。登山道の崩壊が激しく本当に迷ってしまいました。時間が遅かったら暗くなって遭難でした。
五木の山と書きましたが正確には五家荘、八代市泉地区の山です。 |
左 民宿久連子荘の上から
尾根に取り付きましたが、
道が笹に隠れていました。
熊本から先客がいました。
右 尾根で見つけた石像
仏なのか神なのか
よく、わかりません
ここまで1時間、
結構な急登ですが
樹間からが積岩山方面が
望めます。 |
左
登山道ワキで見た
赤い実をつけた
おもと。
右
石像から10分
ザレ場の斜面を
登ると福寿草が
現われる。
殆どがまだ蕾だった
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左
途中にある洞窟
数十人は入れます
久連子鍾乳洞と
いうらしいが
鍾乳石はない。
右 普賢岳
曇り空ながら
展望がよく70km
離れた普賢岳が
望めた。
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左
石灰岩の露出帯を
登る。昨年の
台風でかなり
荒れている。
右
石楠越方面を望む
林道が延びつつあり
将来は白蔵峠まで
つながると言うが
あちこち崩れて
補修も大変 |
左 鹿よけのネットの
脇を歩く。
ネットの設置にも
かかわらず植林
された杉の多くが
枯れていた。
右
植林と自然林の
尾根をいくと
岩宇土山山頂に着く
標識があるだけで
展望はない。
登山口から2時間
尾根まで植林が
来ている
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左 上福根山方面
樅木からの
林道が来ているが
荒れて通れない
右 鞍部の標識
尾根を直進すれば
上福根山、左に下ると
登山口に戻るが
水害で崩壊が激しい
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2002年の記憶を頼りに
鞍部から杉林を左へ
尾根に出て、谷に下る
昨年の台風のせいか
崩壊が激しい。
群落地は広場の台地と
なっており日あたりも
良く鮮やかに咲いて
いた。
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左 台地広場に咲く
福寿草
右 台地広場から見た
岩峰。この裏が
鍾乳洞になる。
この峰から眼下の
地形をしっかり
刻みこんだ。
さて下ろうとすると
道がない。かっての
道は崩壊していた。
踏みあともわからず
心細くなるが、
杉林にいり何とか
道にたどり着く。
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左
登山道ワキの
蜜蜂の巣箱。
右
土石流で、
砂防ダム工事の
道路も崩壊。
登山道への
入り口が分からなく
なっている。 |
左
2年前出来た
ばかりの砂防ダムも
すっかり埋まって
いた。
右 民宿久連子荘
帰りは、頭地に
戻り、五木温泉で
汗をながした。
露天風呂は休み
だった。 |
左 上部崩壊地
福寿草群落も
押し流され、登山道も
崩れていて、危険かつ
わかりにくい。
右 このルートを控え
ようにとの立て札
2月23日の遭難騒ぎの
あとに設置された。
道がわからず山中で
一夜を過ごしたらしい
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尾根でみた苔むした大木 伸びきった福寿草 オコバ谷と、上福根山、岩宇土山 |
平岩の久連子荘のすぐ上に登山口があるが雪で
倒れた笹に覆われわかりにくいところがある。
山の神を見て右へザレ場を行くが滑らないよう
注意が必要、石灰岩があらわれると福寿草が見ら
れるようになる。杉林を登りザレ場を左に登ると
鍾乳洞へ至る。このザレ場からは展望が良い。
鍾乳洞の脇を登るとすぐ尾根に出るが左の岩峰に
立つと展望が良い。戻って、露岩帯を登り鹿よけの
ネットに沿って、尾根にでると岩宇土山はすぐ。
さらに直進し下ると鞍部に達しオコバ谷からの道と
出会う。
オコバ谷の台地広場からの下りの道は土石流の
ため、崩壊、左へまわって植林の中に進む。
蜜蜂の巣箱のある、ザレ場は相変わらずだが
砂防ダム用の林道もあちこちで崩壊、入り口は
わからなくなっているし、河原を歩かねばならない
ところもある。
標識もなく道も荒れているので経験者の同行が
必要です。遭難騒ぎも起きています、くれぐれも
御注意を
仰烏帽子山 や 他の山にも
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