《8月3日-4日》
白馬岳 2932.3m 杓子岳 2812m 鑓ヶ岳
2903.2m
天狗の頭
2812.1m 不帰嶮 2614m 唐松岳
2696.9m
4年ぶりの北アルプス 70歳を過ぎ、単独での遠征に不安を感じ今回は息子二人での山行だった。当初の予定では
針の木雪渓を登り、針の木-鹿島槍縦走の予定であったが、息子が歩いていないコースをと
いうことでこのコースとなった。1988年白馬-唐松を、1990年唐松-鹿島槍を縦走して以来の
2回目だったが記憶はうすれ、こんなに厳しかったかなと思いながらの山行であった。
8/3 信濃大町(5:13)=(5:40)白馬(5:55)=猿倉(6:25)−(7:25)白馬尻−(7:45)大雪渓(9:12)−(10:15)小雪渓−
(10:25)避難小屋−(11:30)村営小屋−(12:00)白馬山荘(14:45)−(15:00)山頂
8/4 山荘(3:20)−(4:42)杓子岳−(6:15)鑓ヶ岳−(6:43)天狗山荘−(7:25)天狗の頭−(8:00)天狗の大下り−(8:55)2411m
(9:15)不帰ノ剣T−(10:30)不帰ノ剣U南−(11:25)唐松岳−(11:50)唐松山荘(12:35)−(13:50)大黒岳−(15:05)五竜山荘 |
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白馬大雪渓を登る、今年は雪が多かった。 |
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京都駅で息子と
待ち合わせ、車で
扇沢までの予定が
息子が未踏の白馬
へということで
大町駅横の公営
駐車場に駐車、
5時13分の臨時で
白馬駅に向かう
ことにする。
1日目 8月3日
左 信濃大町駅
朝4時駅に着いたが
駅が開いたのは5時
だった。5時13分の
臨時で白馬駅へ
右 白馬駅
ここからバスで
猿倉まで30分、千円 |
左 猿倉
売店、水場、
トイレがあり
登山届もここで
出す。
右 白馬尻小屋
ここまでは
キヌガサソウ、
モミジカラマツ、
ホトトギスなどの
花を見ながら歩く。
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左 雪渓が見えてきた。
さすがに涼しいが
霧に覆われ展望なし。
右 大雪渓入口
今年は雪が多い。
前回の時は洪水で
雪渓の上には土砂が
堆積していたが
今回はきれい
6本爪のアイゼンを
着けて登り始める。 |
左 寒い
真夏の贅沢です。
右 霧が上がってきた。
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左 スノーブリッジ
ここは迂回
右 団体さんも多い。
結構傾斜があり
ゆっくり登る。
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左 青空が広がる
絶景ですが
日焼け止めと
サングラスは必携
です。
右 大雪渓も終わり
アイゼンを脱ぐ。
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左 ガレ場を行く。
花畑が待っている
立ち止まり禁止、
右 小雪渓は
トラバース
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左 避難小屋
右 お花畑
シナノキンバイ
葱平を過ぎると
お花畑が始まると
いうがその葱平は?
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左 村営頂上宿舎
テント場も近くに
ある。
右 白馬山荘
800名以上が宿泊
可能な巨大山小屋
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左 白馬山荘
二人用の個室へ
右 レストラン
山小屋とは思えない
ケーキもありますが
まずは生ビールと
枝豆で乾杯、
このおいしさ
たまりません。
天狗山荘まで行けば
後の日程が楽だが
このレストランに
寄りたくて、
最も天狗山荘は
営業休止だった。 |
休息後山頂へ
左 チシマギキョウ
さすが花の白馬、
岩の間にも花が
右 コマクサ
高山植物の女王
これは砕石の中に
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左 白馬岳山頂
2932.3m
山荘で休憩中霧が
でて、4回目の山頂
ですが展望はあり
ませんでした。
右 夕食
ハンバ−グでした
まあ美味しかった
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2日目 8月4日
左 夜明け
この日の予定は
五竜山荘まで
12時間の予定、
3時20分出発
ライトを持って
歩き始め途中で
夜明けを迎える。
右 杓子岳 2812m
霧で展望なし。
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左 テガタチドリ
あちこちで群落を
なしていた。
右 旭岳
残雪が多い。
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左 白馬鑓ヶ岳
2903.2m
天候が良ければ
ここからの展望は
抜群なのだが
右 天狗山荘
雪に押しつぶされ
今季は営業休止
修理中だった。
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左 この小屋の前で
朝弁を食べる。
水場はあった。
20年前この小屋の
まえの立札に
「3時以降の行動
禁止、剱岳に雲が
かかったら雨」と
あったが
右 アオノツガザクラ
釣鐘型が可愛い
北海道にはピンクの
エゾノツガザクラが
ある。 |
左 ウルップソウ
白馬周辺で多く
見られる。
白馬岳では
終わっていたが
雪田のよこでは
まだ見頃だった。
右 キバナコマノツメ
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左 天狗の頭
青空が広がってきた
右 天狗の大下りへ
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左 天狗の大下り
300mを一気に
下る。落ちたら
ただじゃすまない
ヘルメットは必携
右 ガレ場、岩場が
続き緊張の連続
喉もからから。
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左 不帰嶮
唐松岳を望む
右 鎖場を下る。
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左 天狗の頭から
1時間20分
下ってきた天狗の
大下りを振り返る
右 不帰嶮
T・U・V峰
手前からT峰、
U峰北峰、U峰南峰、
V峰と連なる。
。
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左 なだらかな道に
しばしの息抜き
立山連峰を背に
右 不帰嶮
鎖場、梯子が
待っている。
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左 鎖場を登る。
右 岩場の連続
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左 まだまだ続く
右 不帰U峰北に
ようやく到着
まだU峰南、V峰が
待っている。
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左 歩いてきた
不帰嶮
右 めざす唐松岳
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左 唐松岳
多くの登山者が
見える。
右 唐松岳山頂
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左 唐松岳山荘
歩き始めて9時間弱
山小屋に到着、
通常ならここに
宿泊だが日程上
次の五竜山荘まで
牛丼とビールで
エネルギー補給し、
出発。
右 牛首岳の鎖場を
下る |
左 五竜山荘へ
右 五竜山荘テント場 |
12時間の歩行で
無事、山荘着、
まずは生ビール
左 五竜山荘
入口にある四菱は
武田菱といわれ
この山にあらわれる
雪形が元になって
いる、
小屋はフトン1枚に
1人でした。
右 夕食はカレー
おかわり自由です。
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