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    ≪2007年7月30日〜8月2日≫ 花と雪と青空と
          朝日岳 2418m 雪倉岳 2611m 白馬岳 2933m
          杓子岳 2812m 鑓ヶ岳 2903m
 12年前、蓮華温泉から白馬岳をめざそうとしたが、梅雨末期の水害で平岩は道路が寸断やむなく大雪渓から白馬の
 山頂に立った。今回、残雪と花を目的に朝日岳から雪倉、白馬三山を歩いた。初日こそは霧の中であったが、以後
 期待通りのお花畑、青空に映える豊富な残雪に夏の北アルプスを満喫した。
  参考タイム
    7/30 蓮華温泉(6:00)−(6:30)平馬の平−(7:10)白高地沢−(10:00)花園三角点−(10:50)青ザク−
       (13:00)吹上のコル−(14:00)朝日岳−(14:50)朝日小屋
    7/31 朝日小屋(5:30)−(7:10)朝日岳分岐−(7:40)小桜ヶ原−(8:00)燕岩−(10:30)雪倉岳(11:15)−
       (11:45)鞍部−鉢ヶ岳鞍部−(12:45)蓮華温泉分岐−(13:45)三国境−(14:50)白馬岳−(15:15)白馬山荘
    8/1 白馬山荘(5:40)−(7:20)杓子岳−(8:25)鑓ヶ岳−(9:10)分岐−(11:00)鑓温泉(11:50)−
       (13:50)小日向のコル−(15:15)猿倉(古希過ぎと還暦過ぎた兄弟で時間がかかりました)

7月29日蓮華温泉へ
  大糸線の平岩から
  バスで50分、
  露天風呂が魅力の
  蓮華温泉に着く

7月30日
   朝日小屋へ

右 平馬の平
   ギボウシ、
シモツケソウなどの
お花畑が広がる。
ここから瀬戸川へ
二百米の下りが
  待
っていた。

左 白高地沢
 瀬戸川の鉄橋から
 二百米を登り返す
 ひょうたん池を
 左に見て
 白高地沢に達し
 ここより登りとなる

右 カモシカ原
 ギボウシ,キンコウカ、トキソウなどが
多く霧雨の下で
遠望は効かないが
花の多さに納得
  

左 花園三角点
    1754m
  台地上の突端に達する
  さらに登りお花畑が続く

右 アヤメ、ニッコウキスゲ
 コバイケイソウが群落を
 なす。

左 青ザク付近一帯で
 群落をなす
 シロウマアサツキ
 ここで昼食とする

右 お花畑をすぎ
 五輪の森を越え
 水平道を行くと
 雪渓があらわれ
 またお花畑となる
 雪渓付近では
 ミズバショウの花が
 残っていた。

 八兵衛平のお花畑

左 コバイケイソウ
 今年はどこもよく
 咲いていた

右 ハクサンコザクラ
 イワイチョウ、
  チングルマ、
 ハクサンイチゲ、
 シナノキンバイ、
 リュウキンカなど
 とにかく花が多い

左 吹上げのコル
  尾根に達すると
  そこは名前の
  とおり風が
  吹き付ける
ここから栂海新道を
経て親不知に至ると
いう。

右 この周辺には
  ウスユキソウが
  多い。 

左 左に大きな雪田を
 みて朝日岳に
 達する 2418m
 霧もわずかに流れ
 周囲が見えてくる
 休息の後朝日平に
 下る。

右 朝日平に立つ
    朝日小屋
  あいにくの霧だが
 花が多い。小屋は
 清潔で食事も良く
  六畳に二人で
  ゆっくり休む
 ことができた。

 7月31日

左 霧の中を出発
 水平道を行く
 まもなく霧も
 上がり旭岳も
 姿を見せる

 右 小桜ヶ原
 その名の通り
 ハクサンコザクラ
 イワイチョウの
 群落が広がる。
 

 燕岩のガレ場を
 通りツバメ平を
 経て尾根を登る

左 朝日岳
  前日登った
  朝日岳を振り
  返る。
 
右 雪倉岳
 広がる展望を
 楽しみながら
 雪倉をめざす。
 
ピンク色が鮮やかな、タカネバラ   高山植物の女王、コマクサ    白馬に多い、ウルップソウ
  
  雪倉の山頂、三角点と立派な山名標がある。 雪倉山頂から望む白馬岳と旭岳、残雪が素晴らしい
いい山だがとにかく遠い。花はミヤマダイコンソウ 

左 雪倉岳の鞍部の
  雪倉避難小屋
  掃除もされて
  いた。あくまで
  避難小屋であり
  ここに泊る
  予定の計画は
  駄目との掲示が
  されていた。

右 鉢ヶ岳東斜面の
  お花畑
 十二年前この
 お花畑までは
 訪れた。
  

左 蓮華温泉分岐
 から見た雪倉岳
 蓮華温泉から
 ここまで
 五時間は
 かかるという。

 右 鉢鞍部の長池
   残雪が多い

左 コマクサ
 砂礫地に群落が
 広がる。
 三国境付近

 ここまでは
 数組の登山者に
 会ったのみだが
 三国境を過ぎると
 人も多かった。
 
右 ライチョウ
 ウルップソウは
 花期を過ぎて
 いた。

左 白馬山頂
 人気の山だけ
 あって写真を
 とるのも順番待ち
 風が冷たく
 雨具を着用する
 帽子は風で飛ばし
 タオルを被る

右 白馬山荘
 2000人は宿泊
 できるというが
 そう多くは
 なかった。
 2人用の個室に
 宿泊

左 雲上レストラン
 ケーキ、生ビール
 などメニューも豊富
 もちろん生ビールで
 乾杯。


右 窓からの眺めも
  素晴らしい。
 剣岳と村営小屋
 ヘリが飛来した
                  

8月1日
 鑓温泉から猿倉へ

左 富山方面
 日本海も望める

右 八ツと富士山
 火打、妙高、浅間
 八ツ、富士山、
 南アルプス、穂高
 槍、白山、剣岳の
 展望が広がる

 日本海から
富士山まで見える
こうしてみると
日本は小さい

左 杓子、鑓ヶ岳へ
  朝から快晴
   風が結構強く
   冷たい。

 右 三大雪渓の
  ひとつ大雪渓を
  見下ろす。
  まだ登山者は
  いなかった

  三大雪渓
  他の二つは
  針の木雪渓
  剣沢雪渓



白馬鑓ヶ岳から
望む旭岳、白馬岳、
奥は朝日岳、
右の尾根が蓮華岳
白馬大池方面
手前のマキ道の
ある山が杓子岳

左 ミヤマオダマキ
 鑓ヶ岳への登路に
 群落が見られた。

 鑓を後に鑓温泉へ
 下る

右 大出原
 コザクラ、チン
 グルマなどの
 お花畑が広がる
 

左 アオノツガザクラ
  雪渓のわきに多い

右 ハクサンイチゲ
 その花はあくまで
白い
  ニッコウキスゲ                 ハクサンチドリ         テガタチドリ

左 お花畑を過ぎ
  岩場を下る

右 鑓温泉と小日向山
  猿倉へはこの山の
 左のコルを越える

 左 鑓温泉
 斜面に建つ小屋は
 プレハブで、冬は
 解体されるとか


右 展望抜群の
  露天風呂で汗を
 流す、泉質は硫黄
 を含み無色透明
  高所の温泉では
 湧出量日本一とか
 温泉に利用して
 いるのはごく一部

左 谷を渡る


右 下って来た道を
 ふりかえる。
 見上げるといった
 ほうがいい。

左 小日向のコル
ここまで鑓温泉から
二時間かかり
猿倉まで1時間半
かかった。

右 猿倉荘
 ここで待っていた
 ものは生ビール
 バスで白馬駅まで
 行き近くの民宿に
 泊まる。

 その名も
  「やまきち」

左 民宿「やまきち」



右 車窓からみた
 常念岳

 
 1日目は霧の中だったが、花に満足、2−3日目は、花と残雪と青空に満足、4日目朝帰途についたが、
 台風5号の影響で、新幹線は広島止めとなり、家まで24時間かかることになってしまった。
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