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白馬-鹿島槍縦走その1

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  2017年8月3日-6日 白馬岳-鹿島槍縦走  二つのキレットを越えて
その2 8月5日-6日  五龍岳 2814m  鹿島槍北峰 2842m  鹿島槍南峰 2889.2m
           布引山 2683m  爺ヶ岳南峰 2660m

      
4年ぶりの北アルプス 前半は大雪渓から白馬に登り、12時間を要して白馬から五竜岳山荘まで歩いたが、
                  後半は五竜山荘から五竜、鹿島槍を経て冷池山荘に泊まり扇沢に下った。
                  このコースも2度目であるが五竜からの下り八峰キレットの記憶以上の厳しさだった。
       8/5 五竜山荘(4:55)−(6:00)五竜岳−(8:00)北尾根の頭−(8:20)口の沢のコル−(9:30)キレット小屋(10:05)−
          (11:43)吊尾根−(11:50)鹿島槍北峰−(12:08)雪田−(12:52)南峰(13:13)−(13:58)布引山−(15:00)冷池山荘
       8/6 冷池山荘(3:55)−(4:10)赤岩尾根分岐−(5:03)爺ヶ岳中峰分岐−(5:25)南峰(5:50)−(6:23)種池山荘(6:36)−
          (6:55)雪渓−(7:10)石ベンチ−(8:02)駅見岬−(8:15)ケルン−(9:10)登山口−(9:30)扇沢(9:55)=(10:30)大町
          =(11:00)ゆーぷる木崎湖入浴・昼食=(12:00)安曇野IC=京都南IC=(17:00)京都駅(18:27)=(21:33)久留米
   五竜岳から見た鹿島槍、薬師岳、立山連峰、剣岳。

 
3日目 8月5日
 
今日の予定は
 9時間山荘で
 朝食をとる。

左 五竜山荘から見た
 夜明け


右 五竜岳
 登山者のライトが
 見える。

  

左 ご来光
 5時前に出発
 雲海の上に陽が
 昇る。
  

右 モルゲンロートに
  染まる五竜岳。

左 白馬、唐松、
 白岳、五竜山荘
 昨日歩いた稜線を
 振り返る。


右 鹿島槍岳
  今日の目的
 まだ6時間半は
 かかるだろう。
  

左 五竜岳
 山頂近くは岩場が
 待っている。




右 団体さんで賑わう
 五竜岳山頂


左 山頂にて
  剣岳を背に



右 視界360度
  白馬三山、
  唐松岳を望む
   青空の下に
 パノラマが広がり
 ただただ満足。

左 鹿島槍ヶ岳
 端正な双耳峰は
 優美だがここからの
 道は険しい
 

右 立山連峰
  雄山、大汝山、
 真砂岳、別山、
 剣岳
 

 大展望のあとは
 厳しい下りが
 待っている。

左 キレットへ
  団体さんは
 ここでハーネスを
 装着していた。



右 五竜から鹿島槍へは 厳しいアップダウンが待っている。
  

左 下ったと思ったら
 また登り。



右 五竜岳を
  振り返る

左 G5へ
  G0からG5までの
 岩稜帯を行く。



右 五竜岳
 なかなか遠く
 ならない。


左 鹿島槍もまだ遠く
 難所が待っている。




右 北尾根の頭
  2550m
  立山、剣が
 眼前に広がる。
 

左 キレットまで
  今少し


右 口の沢のコル
  ここで休憩

左 キレット小屋
 狭い鞍部に建って
 いる。
  ここまで4時間半


右 冷池まであと5時間
  カップ麺と
  ハイCレモンで
 エネルギー補給
 キレット通過を
 ひかえ、さすがに
 ビール飲めなかった
 


左 キレット小屋
  危い所に
 建っているのが
 よくわかる。
 


右 八峰キレット、
 三点確保で通過
 ストックは
 使えない。

左 キレット核心部
  すれ違いは
 大変です。


右 梯子、鎖場に
 緊張しながらも
 キレットを通過


左 岩場を登って
 行く。
 




右 ザレ場を
  トラバース
 

左 吊尾根
 今回はリュックを
 おいて北峰を
 ピストン



右 北峰山頂
  霧で展望なし。



左 南峰



右 遭難者では
 ありません、
 背中を冷やして
 います。

 

 

左 北峰下の雪田


右 南峰へは
  岩場が続く

左 イワオウギ
 群落をなしていた。



右 鹿島槍南峰
 3回目の山頂ですが
 午後からは雲が
 わいて今回も
 展望は今一つ、
 次回は朝来いと
 いうことか。

左 布引山



右 タカネバラ

左 布引山
  2683m


右 お花畑
 チングルマと
 アオノツガザクラ

左 冷池テント場
 爺ヶ岳



右 冷池山荘

左 小屋のベンチで
 ビールで乾杯
 鹿島槍も姿を
 見せる


右 冷池山荘
 2004年改築されたが
 看板は昔のまま。



左 ロフト付の
 部屋、誰も来ず
 二人で貸切、
 実に快適


右 夕食
 ロールキャベツ
 魚フライ、鮭、
 卵焼き、ソバなど
 まあいいほう
 でしょう

4日目 8月6日

 台風が来そうです
 京都一泊の予定
 でしたが早めに
 帰るため朝弁早立
 にしました。

左 夜明け
 ご来光は見えません
 でした。


右 爺ヶ岳南峰
 今回の山行の
 最後のピーク
 霧が流れ鹿島槍も
 姿を見せる。
  

左 蓮華岳、針の木岳
 雪渓も望めた。




右 雲の中に
  剣岳の山頂部が
 僅かに姿を見せる。
 天気が良ければ
 
絶景が広がるのだが
 

左 種池山荘



右 山荘前から
 柏原新道へ

左 針の木岳
 柏原新道から


右 雪渓を
  トラバース

 

左 ケルン
 ここまで来ると
 登山口は近い

右 登山口に下山

 

 日程上3泊4日という
 余裕のないもので
 厳しいものがありましたが、雪あり岩あり、花も多く要所では展望もあり満足の山行でした。
当初の予定では、 1日目 扇沢ー針の木 5時間         2日目 針の木−新越山荘 7時間15分  
         3日目
 新越山荘−鹿島槍往復−冷池 7時間20分 4日目 冷池−大谷原 4時間10分という予定であったが、
 予定を変更   1日目 猿倉−白馬 6時間半          2日目 白馬山荘−五竜山荘 11時間45分 
          3日目 五竜山荘−冷池 10時間5分 4日目 冷池−扇沢 5時間15分 というハードな日程となった。
 余裕があれば  1日目 猿倉−白馬 6時間半          2日目 白馬山荘−唐松岳山荘 8時間30分 
          3日目 唐松岳山荘−キレット小屋 7時間5分  4日目 キレット小屋−種池 7時間30分 5日目 種池−扇沢 3時間と
  4泊5日で行けば無理もなく、鹿島槍も午前中に登れ展望も楽しめただろう。

 予定変更にあたってはスマホで情報を収集、スマホのありがたさを改めて感じました、スマホの充電に関しては各山小屋とも有料で
 対応していたが充電器がなかったりあってもUSBコードがなかったりで、充電器持参でことなきを得ました。
 白馬-鹿島槍縦走その1 白馬三山・唐松岳    唐松・鹿島槍 1990年秋           目次に戻る