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白馬-鹿島槍縦走その2 

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  2017年8月3日-6日 白馬岳-鹿島槍縦走  二つのキレットを越えて  その1
《8月3日-4日》   白馬岳 2932.3m  杓子岳 2812m  鑓ヶ岳 2903.2m
          天狗の頭 2812.1m  不帰嶮 2614m  唐松岳 2696.9m

      
4年ぶりの北アルプス 70歳を過ぎ、単独での遠征に不安を感じ今回は息子二人での山行だった。当初の予定では
                  針の木雪渓を登り、針の木-鹿島槍縦走の予定であったが、息子が歩いていないコースをと
                  いうことでこのコースとなった。1988年白馬-唐松を、1990年唐松-鹿島槍を縦走して以来の
                  2回目だったが記憶はうすれ、こんなに厳しかったかなと思いながらの山行であった。
      8/3 信濃大町(5:13)=(5:40)白馬(5:55)=猿倉(6:25)−(7:25)白馬尻−(7:45)大雪渓(9:12)−(10:15)小雪渓−
        (10:25)避難小屋−(11:30)村営小屋−(12:00)白馬山荘(14:45)−(15:00)山頂
      8/4 山荘(3:20)−(4:42)杓子岳−(6:15)鑓ヶ岳−(6:43)天狗山荘−(7:25)天狗の頭−(8:00)天狗の大下り−(8:55)2411m
        (9:15)不帰ノ剣T−(10:30)不帰ノ剣U南−(11:25)唐松岳−(11:50)唐松山荘(12:35)−(13:50)大黒岳−(15:05)五竜山荘
 白馬大雪渓を登る、今年は雪が多かった。
 京都駅で息子と
 待ち合わせ、車で
 扇沢までの予定が
 息子が未踏の白馬
 へということで
 大町駅横の公営
 駐車場に駐車、
 5時13分の臨時で
 白馬駅に向かう
 ことにする。

1日目 8月3日
左 信濃大町駅
 朝4時駅に着いたが
 駅が開いたのは5時
 だった。5時13分の
 臨時で白馬駅へ

右 白馬駅
  ここからバスで
 猿倉まで30分、千円

左 猿倉
  売店、水場、
 トイレがあり
 登山届もここで
 出す。


右 白馬尻小屋
  ここまでは
 キヌガサソウ、
 モミジカラマツ、
 ホトトギスなどの
 花を見ながら歩く。

左 雪渓が見えてきた。
 さすがに涼しいが
 霧に覆われ展望なし。


右 大雪渓入口
  今年は雪が多い。
 前回の時は洪水で
 雪渓の上には土砂が
 堆積していたが
  今回はきれい
 6本爪のアイゼンを
 着けて登り始める。

左 寒い
 真夏の贅沢です。




右 霧が上がってきた。

左 スノーブリッジ
  ここは迂回



右 団体さんも多い。
 結構傾斜があり
 ゆっくり登る。

左 青空が広がる
 絶景ですが
  日焼け止めと
 サングラスは必携
 です。


右 大雪渓も終わり
 アイゼンを脱ぐ。

左 ガレ場を行く。
  花畑が待っている
  立ち止まり禁止、



右 小雪渓は
  トラバース

左 避難小屋



右 お花畑
  シナノキンバイ
 葱平を過ぎると
 お花畑が始まると
 いうがその葱平は?
 

左 村営頂上宿舎
 テント場も近くに
 ある。
  


右 白馬山荘
  800名以上が宿泊
 可能な巨大山小屋

左 白馬山荘
 二人用の個室へ
 

右 レストラン
 山小屋とは思えない
 ケーキもありますが
 まずは生ビールと
 枝豆で乾杯、
  このおいしさ
 たまりません。
 天狗山荘まで行けば
 後の日程が楽だが
 このレストランに
 寄りたくて、
  最も天狗山荘は
 営業休止だった。

 休息後山頂へ
 
左 チシマギキョウ
  さすが花の白馬、
  岩の間にも花が


右 コマクサ
  高山植物の女王
  これは砕石の中に

左 白馬岳山頂
   2932.3m
 山荘で休憩中霧が
 でて、4回目の山頂
 ですが展望はあり
 ませんでした。



右 夕食
 ハンバ−グでした
 まあ美味しかった

2日目 8月4日

左 夜明け
  この日の予定は
 五竜山荘まで
 12時間の予定、
  3時20分出発
 ライトを持って
 歩き始め途中で
 夜明けを迎える。
 


右 杓子岳 2812m
  霧で展望なし。

左 テガタチドリ
  あちこちで群落を
 なしていた。



右 旭岳
  残雪が多い。

左 白馬鑓ヶ岳
  2903.2m
 天候が良ければ
 
ここからの展望
 抜群なのだが

右 天狗山荘
 雪に押しつぶされ
 今季は営業休止
 修理中だった。
 

左 この小屋の前で
 朝弁を食べる。
  
 水場はあった。

 20年前この小屋の
 まえの立札に
 「3時以降の行動
 禁止、剱岳に雲が
 かかったら雨」と
 あったが


右 アオノツガザクラ
  釣鐘型が可愛い
 北海道にはピンクの
 エゾノツガザクラが
 ある。

左 ウルップソウ
  白馬周辺で多く
 見られる。
  白馬岳では
 終わっていたが
 雪田のよこでは
 まだ見頃だった。



右 キバナコマノツメ

 

左 天狗の頭
 青空が広がってきた
 

右 天狗の大下りへ

左 天狗の大下り
  300mを一気に
 下る。落ちたら
 ただじゃすまない
 ヘルメットは必携




右 ガレ場、岩場が
 続き緊張の連続
 喉もからから。

左 不帰嶮
  唐松岳を望む



右 鎖場を下る。

左 天狗の頭から
  1時間20分
 下ってきた天狗の
 大下りを振り返る




右 不帰嶮

  T・U・V峰 
 手前からT峰、
 U峰北峰、U峰南峰、
 V峰と連なる。






左 なだらかな道に
 しばしの息抜き
 立山連峰を背に



右 不帰嶮
  鎖場、梯子が
 待っている。


左 鎖場を登る。



右 岩場の連続

左 まだまだ続く


右 不帰U峰北に
  ようやく到着
 まだU峰南、V峰が
 待っている。

左 歩いてきた
  不帰嶮


右 めざす唐松岳

左 唐松岳
  多くの登山者が
 見える。


右 唐松岳山頂
   

左 唐松岳山荘
 歩き始めて9時間弱
 山小屋に到着、
  通常ならここに
 宿泊だが日程上
 次の五竜山荘まで
  牛丼とビールで
 エネルギー補給し、
 出発。




右 牛首岳の鎖場を
 下る

左 五竜山荘へ
 


右 五竜山荘テント場
 12時間の歩行で
 無事、山荘着、
  まずは生ビール
 
左 五竜山荘
  入口にある四菱は
 武田菱といわれ
 この山にあらわれる
 雪形が元になって
 いる、
 小屋はフトン1枚に
 1人でした。


右 夕食はカレー
 おかわり自由です。

 

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