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   七編巡り 1590m  北山犬切 1621m
 ≪2012年9月15日≫ 七編巡り直登、北山犬切  参照 脊梁地図
 
   源流橋のひとつ手前の松読橋から七編巡りに直登し、北山犬切峠のトリカブトを見てきました。源流橋へ
    行く林道が崩落、球磨川水源近くの登山道も山や谷が荒れてしまい少しばかり難渋しました。
    これから行かれる方、トリカブトが目的なら広域林道の泉五木トンネル口からのコースがお勧めです。
     
4年前には朽ちかけた標識がわずかにあるだけだった道も泉五家荘登山道整備プロジェクトの
    皆さんのおかげで迷うことなく歩けます。
  林道分岐(6:25)=軽トラ=松読谷橋(6:40)−(7:20)上丸尾−(7:30)分岐−(8:45)七編巡り−(9:00)鞍部−ドリーネ
  −(9:10)山犬切峠−(9:36)上福根分岐−(9:40)北山犬切−(10:15)山犬切峠−(10:45)七編巡り−(11:15)森の広場
  −(11:25)水上越−(11:50)球磨川水源−(12:45)源流橋−林道歩き−(14:30)林道分岐
  トリカブト、今や盛り、山犬切峠の見事な大群落です、たぶん九州一番の群落地でしょう。

左 水上村
 林道梅木鶴線入口
 通行止めでした

右 キャンプ
  林道分岐脇に
 キャンプ、
 天候が心配され
 たが、夕立程度で
 すみました。
 釣果は谷が荒れて
 少なかったそう
 です。
  七輪が活躍です。

左 林道崩壊
  入口から300m
 危険を冒せば
 軽四駆なら
 何とか通れそう
 ですが

右 林道崩壊
 これでは復旧も
 ままならない
 でしょう。

 源流橋から
 林道入り口まで
 2時間近くかかり
 ました。

左 松読谷橋
  この先から
 旧歩道にはいる

右 ヤブはないが
 歩道は所々
 崩壊している。

左 赤松
 探してはみましたが
 
右 源流へ向かう遊歩道
  遊歩道から分かれ
  尾根を登る。
   スズ竹はすべて
  枯れている。
   鳥の声より鹿の
 鳴き声が聞こえる 

左 倒木も多い
  笹はかれ地面が
 露出し緑が少ない
  
右 石灰岩の尾根
  シャクヤクは
 実になって
  トリカブトが
 咲き始めていた
  この岩は乗り
 越える

左 シャクヤク実


右 トリカブト
  この尾根の
 群落はまだ蕾が
 多く、早すぎたと
 思ったものだが

高塚山
 石灰岩の尾根から
 望む球磨川の谷が
 望める。

右 ブナ
  このブナ倒れた
 幹から四本が上に
 伸びていた。
  このあたりは
 ブナの巨木が多い
 
 
左 七編巡り
  登ること2時間
 山頂に到着
新しい標識もでき
スズ竹も枯れ
すっかり明るく
なっている

右 山犬切峠へ
 ブナの尾根を
 緩やかに下る。

左 トリカブト
  鞍部から
 石灰岩があらわれ
 トリカブトが
 咲いていた。

右 ドリーネ
 双子ドリーネの
 間を歩く。

左 イチイの大木

 二つ目のピークを
 越えるとイチイの
 大木がある。

右 山犬切峠
 七編巡りから
 30分、峠につく
  山火事用心の幕
 たるんでいたので
 しっかりと張っておきま
 した。それにしても
 いつのものなのでしょう 

左 山犬切峠

 林道はあちこちで
 流されたり崩落し
 10年前には何とか
 車が通れた道も
 今は通れないが、
 展望もよく快適な
 所だ。 

右 トリカブト
  峠一帯には
 トリカブトが
 群生し,今は見頃と
 咲いていた。
  トリカブトを
 かき分けて歩く。

既に実になった
 ものも、根に
 アコニチンという
 毒があるだけに
 鮮やかな青が、
 妖しい
 

右 北山犬切へ
 山犬切峠から
 トリカブトの
 中を登り返す
 展望のよい尾根に
 でると上福根山が
 望める


左 倒木の茸
 ブナの倒木には
 たくさんの茸が
 着いているが


右 縦走路分岐
 上福根山からの
 道と合流、
 かって山頂と
 勘違いしたことも  


左 北山犬切
  露岩を伝って
 山頂に至る

右 山頂
  山犬切峠から
 30分弱、誰もいない
 山頂に達する
 三角点はないが
 展望がよい。
  シャクナゲも
 多いが蕾は着いて
 いなかった

左 七編巡り
  鈍頂の山は
 いかにも迷いそう

右 七編巡りへ
 引き返す、
  ゆっくりと
 木を見ながら
 歩く、
  面白い形の木も
 多い。

 カルストで初めて
 数人の団体に
 出会う。

左 ブナ
 これも倒れた幹から
 育ったものか
  
右 森の広場の水場
 一旦、七編巡りに
 戻る、
 泉五木トンネルから
登って来たという
団体さんと言葉を
かわし、適当に歩き
森の広場をめざす

左 森の広場の池
 茶色になって
 美しくはなかった

右 森の広場
 バイケイソウも
 枯れ、地面が露出
 なにか痛々しい

右 水上越へ
 苔が何とか
 緑を保っていた

左 水上越
  ここからの水源への
 道はわかりづらい、
 右に斜めに下り水源を
 めざす。

左 球磨川水源へ
 音をたよりに下る

右 球磨川水源
  岩の間から
 水が噴き出し
 水源と呼ぶに
 ふさわしい
 
左 山道崩壊
  水源の隣の
 涸れ谷が大きく
 崩れて通れない
 大きく急版を
 下へ迂回し登り
 返す

右 丸木橋ではなく
 倒木、
 これはとても
  通れない
 水源への山道は
 あちこちで壊れ
 一般の人が歩くのは
 困難だろう。
 荒れた川
 川は流木や石が
 転がりすっかり
 荒れている。。
 水源へ行くのも
 水上越に行くのも
 難しくなった。

 七編巡り、山犬切
 へは広域林道の
 トンネル口から
 歩くのが
 一番だろうか。

 しかし、この所の
 山の荒れようは
 痛々しいほどだ、
    参考 トンネル口から山犬切                  目次に戻る