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      ≪多良岳   996m   多良前岳 982.7m ≫
     多良山地は佐賀県と長崎県にまたがる古い火山で最高峰は経ヶ岳で1000mをわずかに越すだけだが
     岩場もあり結構険しい、冬の霧氷、春はマンサクかに始まり、ミツバツツジ、シャクナゲ、
     夏のオオキツネノカミソリ、秋の紅葉と楽しみも多い、金泉寺には山小屋もある。
     中腹を広域林道多良岳横断線(多良岳グリーンロード)が大村から山茶花高原を経て嬉野まで通じている。
 2011年8月6日 中山キャンプ場から

左 中山キャンプ場
 朝から雨でで
 出足が遅れたが
 駐車場に一番乗り
 すぐに山で既知の
 W氏が到着。

右 幸福坂
 千鳥坂、幸福坂、
 逆坂、見上坂、
 夫婦坂と名前が
 付いていたが
 標識も朽ちつつ
 ある。
  木の名前札は
 まだ新しい

左 サンショウウオ
  途中の小渓に
 棲んでいる。
 長さ5-6cm
 
右 多良川水源
  流れはないが
  水が出ていた

左 群落地
  やや盛りを
 過ぎていたが
 まだ見事。

右 ウバユリ
 

左 分岐
 尾根にでました。
 今回はこの石段は
 登らず、右へ
 六体地蔵に向かう。

右 六体地蔵
 岸壁に下に
 六体の地蔵が
 ならぶ。

左 イワタバコ
  湿った岸壁に
 イワタバコが
 咲いていた。

右 尾根へ
  ロープを伝って
 多良と前岳の
 鞍部に

左 梯子
  途中の岩場に
 あるアルミ梯子
 登りきった岩の
 上からの展望は
 抜群。
 座禅岩という岩が
 あるとの事だが
 平たい展望の良い
 岩が数ヶ所あって
 どれが座禅岩かは
 不明

右 鬼の岩屋

左 前岳 
  三角点があり、
 山名は多良岳
    
右 多良岳、
   経ヶ岳

太良獄神社上宮
  誰もいません
 でした、下山中
 多くの人に
 出会いました。

右 金泉寺山小屋
 ここはジュースを
買いましたが下界の
自販機と同じ値段
でした。
 小屋前のベンチは
昼食時で賑わって
いました。
 上 西野下の群落 やや盛りを過ぎていましたが、まあきれい、これをみて小屋に戻り昼食としました。

左 金泉寺山小屋
 気温23℃
 下界は30℃以上
 やはり涼しいです

右 中山キャンプ場
  朝着いた時、
 車はまだ一台も
 なかったのですが
 幟がたち多くの
 車が停まって
 いました。

帰り、
水神
 立ち寄りました
 2010年8月7日 多良前岳 オオキツネノカミソリとイワタバコの花

左 オオキツネノ
   カミソリ
 今年は花が少なく
 既に盛りをすぎて
 いた。

六体地蔵
  天保年間に
  造られたという
 
稜線の長崎県側に
 あるが県境は稜線の
 南になっていて
 ここは太良町、
 太良町の文化財と
 なっている。
  多良岳、前岳も
 佐賀県。


左 イワタバコ
 
六体地蔵の近くには
 湿った岸壁があり
 イワタバコが
 多い。

右 鞍部
 六体地蔵の先から
 多良岳と前岳の
 鞍部に登る。

左 前岳 
  三角点があり、
 山名は多良岳
    
右 三角点
  山頂からの
 展望は今ひとつ
 だが、手前の
 岩からは諌早湾や
 雲仙が望める。
 
下 雲仙、諌早湾
  潮受堤防
  

左 役の行者坐像
  一本足の下駄が
 奉納してある。
  ここの覆屋も
 新しくなっていた

右 金泉寺
  新築された
  高野山真言宗
  太良嶽山金泉寺

 1000mに満たない
 山だが金泉寺は
 涼しく多くの人が
 休んでいた。水も
 ありソーメンを
 作る人も多かった。
 2008年8月3日 多良岳 オオキツネノカミソリを見に
 
 今年もオオキツネノカミソリの時期がやってきた。福岡県の井原山、佐賀県の八幡岳にも群落地はあるが
  長崎県の多良岳の西野の群落は花の百名山(NHK・山と渓谷)としても知られ、花の時期には多くの登山者が
  訪れる。大村の黒木からの登山者が多いが今回は佐賀県の中山キャンプ場から登り、西野から下った。
   中山キャンプ場(8:10)−千鳥坂−幸福坂−炭焼窯跡−逆坂−見上坂−谷−夫婦坂−(9:05)尾根−
   (9:25)多良岳山頂(9:40)−金泉寺−西野(10:00)−群落地−西野−金泉寺(11:05)−(12:00)キャンプ場

左 中山キャンプ場
  朝食の準備中

右 千鳥坂
 幸福坂、逆坂
 見上坂、夫婦坂と
 名づけられた坂を
 登り長崎側からの
 道と合流する



左 峠手前、
  佐賀県側の群落

右 今が見頃
 まだ蕾もある
 今年は開花が
 遅れているようだ

 まずは山頂へ

左 多良岳へ

右 経ヶ岳



左 金泉寺
  多くの登山客で
  賑わい、金泉寺
  再建のため
  ソーメンの
  御接待中



右 西野直下の
 群落を見に

 2004年7月31日 多良岳 オオキツネノカミソリ 日本最大の群落地を訪ねる

 黒木から多良岳に
 登りました。
 おめあては
 大キツネノカミソリ
 やや盛りを過ぎた
 ものの見事な群落でした。

 左
   施錠された林道の
  手前に駐車して歩く

 右 林道登山口
   ここまで15分 

 左
  ヤブミョウガ
 林道のわきに
 たくさん咲いて
 いました。
 右
   ウバユリ
 花の時期,葉(歯)が
 ないのでこの名が
  林のあちこちに
 みられました。
 子供の頃、この根は
 片栗粉になると、
 聞きました。料理に
 使うユリネには
 どうでしょうか。

 左
  オオキツネノカミソリ
 外山三郎氏により
 ここ多良岳で最初に
 発見されました。
 杉林を過ぎると現われ、
 群落となり林床を覆い、 
  石ゴロの中に咲き、
 暗い谷を彩ります。

 右
  まだ蕾みもあり
  ました。


 左
  今回は花を見るだけの
  予定でしたが、折角
  だからと多良岳まで
  行くことにしました

 右
  登山道の脇には
  石仏も多く見られる。
  写真は岩に彫られた梵字


  山頂の祠にて
  じつは祠のある場所は
  確かに最高点なのだが
  三角点ない。三角点は
  東に30分行った前岳に
  ある。

 右 登山路でみた
   ホトトギスの花

 今年は井原山、水無野河内のオオキツネノカミソリをみましたが多良岳の群落はそれにまさるということででかけて
 みました。やや盛りを過ぎていたとはいえ見事な群落でした。多良岳山頂往復のあと、金泉寺でソーメンを作りました。
  昼食中も団体さんをはじめ次々と登ってきます。帰り駐車場は満車でした。  
 参考タイム
   黒木=八丁谷駐車場(7:30)−登山口(7:45)−(8:50)群生地−(8:55)西野越−(9:05)金泉寺−(9:35)多良岳−
   (10:00)金泉寺−(11:00)−(12:00)登山口−(12:15)駐車場
 参考
井原山水無のオオキツネノカミソリ
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