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   中国山地 莇ヶ岳 1004m  弟見山 1085m    
 ≪2012年6月17日≫ ササユリをたずねて
 
 カタクリを目的に2008年,莇ヶ岳から弟見山まで歩いたが、今回,ササユリのたより4年ぶりにでかけた。
  梅雨に入り雨の日が多い、晴れ間もあるが週末は天気が良くない。この土日、三俣山を予定していたが
  土曜は大雨、日曜の予報も芳しくない、ところが北九州や山口は晴れまも出るとの予報に出かけたのでした。

左 周南市大潮
  年季のはいった
 登山口案内
 莇ヶ岳、石鎚山と
 あります。

右 石鎚神社
  各地にある
 石鎚信仰の一つか
 ここのは念入にも
 石段に鎖がある。

左 林道終点駐車場
  250kmを3時間で
 到着、既に一台、
 久留米ナンバーの
 車がありました。
 CJNさんの車です

右 登山口
  クマ出没注意
 出るわけないとは
 思いつつも鈴を
 着けて歩きました。

左 植林地へ
  荒れた林道から
 右へ植林地の急坂を
 登ります。


右 鎖分岐
  植林から自然林に
 なっても急坂が続き
 鎖場コースと巻道
 分岐に至ります。

左 二ノ鎖
 この下でCJNさんに
 会いました。
 この鎖、取付きが
 大変でした。

右 不動明王
 登り切った所に
 お不動さんが
 あります。

左 登山口方面
  鎖の上からの
 展望はいいのですが
 見える山の名前が
 わかりません。

右 三ノ鎖
  三ノ鎖は二本
 あります。
  本場の石鎚山の
 鎖に比べれば小さく
 輪っかに足は入り
 ません。
  すがって登る
 だけです。

莇ヶ岳山頂
  展望抜群ですが
 弟見山は木の陰で
 望めません
  ササユリは
 まだ蕾でした。
  
右 山頂ブナ林
  登った時には
 誰もいませんでし
 たが、帰りには
 宴会があって
 いました。

左 避難小屋
  周南愛山会の
 山小屋です

右 小屋内部
  こじんまり
 としてきれい
 でした。

左 縦走路
  莇ヶ岳へ
 ブナの尾根を
 行きます。

右 ブナ
  九州脊梁のに
 比べれば大きくは
 ありませんが、
 形のよいのも
 あります。

左 境界石

  尾根の道は
 山口県と島根県の
 県境です。
  いろんな標石が
 あります。
  王子造林という
 のもあります。
 王子製紙のもの
 でしょうか。

右 尾根を行く
  右は植林
 植林が尾根まで
 迫っている所も
 あります。
 

ナルコユリ?
  アマドコロ?

右 これは?


ササユリ
  お目当ての
 ササユリです。
 学名は日本の百合

 Lilium
japonicum
 日本の代表的百合
です。
 淡いピンク色を
しているのですが
写真では白くなって
しまいます
 香りも強い芳香が
します。
 大崩山のはピンクが
濃いとのことです。 

左 それほど多くが
 咲いていたわけ
 ではありません。
 来週が見頃
 でしょうか。

右 左がササユリ
   右がササ
 葉が笹に似て
 いるのでササユリ
 なのです。

左 イワカガミ?
 イワウチワ?
 稜線に群落が
 ありました。


右 展望地
 ここのササユリは
 蕾でした。

左 莇ヶ岳を望む
  展望地から
 歩いてきた尾根が
 一望です

右 ヤマボウシ
  今年は極端に
 花付きが悪く
 数個しか着いて
 いませんでした。
左 弟見山三角点
 1085m、誰もいま
 せんでした。
 莇ヶ岳は1004mと
 低いので弟という
 わけです。
 素直に兄山、弟山と
 いわず、弟見山、
 兄見山という所が
 ややこしい。
 莇ヶ岳が兄見山と
 されていますが、
 981mピークも
 兄見山と呼ばれて
 いるようです。
 
右 弟見山の山頂
 一帯にササユリが
 多いのですが
 ここもまだ蕾でした

左 ブナ尾根へ
  莇ヶ岳に戻り
 ブナ尾根を下る

右 急坂を振り返る
  本場のブナ立
 尾根には及び
 ませんが

右 ブナ
 年を経て瘤ができ、曲がりくねった木は
風格があります。

左 ブナの実
  強風で落ちたの
 でしょうか。

左 尾根を行く
 快適なブナの
 道です。

右 分岐
 快適な尾根は
 石鎚神社近くへ
 下る道へ続くの
 ですが、駐車場へ
 下ります。
 
左 莇ヶ岳
 尾根から全景が
 望めます、鎖場も
 見えます。


右 駐車場に戻る
  カジカ橋を
 渡り6時間の
 山行を終わりました
 駐車場には10台
 余りの車が停まって
 いました。
    莇ヶ岳からカタクリ咲く弟見山へ                   目次に戻る