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≪2011年7月22日≫ 十勝岳 2077m  美瑛岳 2052.2m
  北海道旅行のついでに荒涼とした十勝岳から花の咲く美瑛岳を周回しました。
 
 富良野(3:00)=望岳台(4:05)−(4:55)雲の平分岐−避難小屋(5:05)−(6:00)尾根−(6:55)十勝岳(7:10)−
  (7:55)最低鞍部−(9:00)美瑛富士分岐−(9:10)美瑛岳(9:30)−(10:40)ポンピ沢−(11:45)雲の平分岐−
  (12:20)望岳台=(12:40)吹上温泉(13:00)

左 望岳台
 午前4時駐車場には
 既に多くの車が
 停まっていた。

 登山口に登山の
 注意看板がある

右 黎明
   旭岳方面
 日の出まで今少し
 風が吹き寒いほど、
  好天に期待感が
 増す。
  

左 小屋へ
  まずは広い道を
 歩く、以前ここには
 リフトがあったとの
 ことだが1999年に
 撤去されたという。

右 避難小屋
 2008年に再建された
 とかでまだ新しかっ
 た。
 誰もいなかったが
 プラ箱にたたまれた
 毛布が入っていた。

 小屋から尾根に
 至るまでは所々に
 イワブクロ(左)や
 メアカンキンバイ
 (右)が見られた。

右 尾根めざす
  小屋から左へ
 谷を渡り尾根に
 取り付く、右下には雪も残る。写真では判り難いが結構な急坂でした。

左 火口原
 尾根を登りきると十勝岳が姿をみせる左側に雪の残るスリバチ火口を見ながら緩やかな砂礫の道を行く、阿蘇と同じで草一本ない荒涼とした風景が続く。  

左 美瑛岳
 スリバチ火口越に
 美瑛岳が望める

右 十勝岳
 山頂までいま少し
 広々した火口原で
 霧でもあったら
 分かり難いだろう。
 左下に雪渓を見て
 急坂にかかる。

左 山頂へ
  急坂だが溶岩が
 かたまった岩で
 足場はまあまあ

右 火口原を振り返る
  歩いてきた道が
 見える。左奥が旭岳 右の峰が美瑛岳
 まだ誰も登って
 こない
  

左 前十勝岳
  いまも噴煙を
 あげる火口、
 このためか
 前十勝コースは
 立入禁止となって
 いた
 時折火山ガスの
 臭いが鼻につく。

右 十勝岳山頂
 3時間弱で誰も
 いない山頂に到着
 まもなく上ホロ
 小屋からという
 数人が登って
 来た。

左 境岳,
 上ホロカメットク
奥の稜線が日高山脈
山頂からの視界360度
 登って来た人に
 見える山の名前を
 教えて頂きました。

右 富良野岳
 緑の山容が美しい
地元の人は十勝岳より
富良野岳に登るとか
 十勝岳温泉から
 富良野岳、十勝岳の
 周回コースがお奨め
 だという。それに
 しても大展望です。

左 美瑛岳
  南側は断崖と
 なっている。
  その奥に旭岳、
 白雲岳、高根ヶ原、
 化雲岳、トムラウシ
 が連なる。
 展望を楽しんだのち
 急坂を下り美瑛岳に
 向かう。

右 十勝岳を振り返る
 ここも荒涼として
 いる。

左 平ヶ岳?
 侵食が激しい
 奥の三角形は十勝岳
 やっぱり阿蘇を
 思い出してしまう

右 美瑛岳
  左端が山頂
 右奥にトムラウシが
 見える。
  

左 美瑛岳
  コル付近から
 緑があらわれる

右 鋸岳?を
  振り返る
 コルを過ぎた所で
 2人の登山者に
 出会ったが
 とにかく人が少ない
 

左 イワヒゲ
  美瑛岳への
 登りが始まると
 緑があらわれ
 花も多い

右 メアカンキンバイ
  奥が十勝岳

左 オプタテシケと
  トムラウシ
 チングルマと
 エゾノツガザクラの
 お花畑越に
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右 エゾノツガザクラ
 このピンク色がいい
 北海道の山である
 事をあらためて
 認識する。

左 青空に映える
  チングルマと
 エゾノツガザクラ


右 美瑛岳
 稜線を巻くように
 行き、美瑛富士
 分岐から山頂に
 向かう。
   

左 コケモモ
  山頂近くで
 群落をなす

右 美瑛岳山頂
  十勝岳には
 なかったが
 ここには三角点が
 ある。十勝岳から
 2時間かかりました

左 ここも視界
 360度、誰も
 いない山頂で
 展望を楽しむ

右 美瑛富士
  眼下に望む
 今回は時間切れで
 パス、近くに避難
 小屋があるという
 かって歩いた
 旭岳から白雲岳、
 高根ヶ原、化雲岳、
 トムラウシを望む
 たどりついた山から
 今まで歩いた山を
 確かめるのはこれ
 また山での楽しみの
 ひとつ

左 旭岳、白雲岳
  高根ヶ原。化雲岳

右 オプタテシケ
   トムラウシ
 トムラウシまで
 縦走路があるが
 二泊は必要だと
 いう。

左 十勝岳、富良野岳
  美瑛岳山頂から
 
右 美瑛岳
  下山中ふり返る
 ポンピ沢まで
 ただひたすら下る、
 途中、数組の
 登山者に出会う
  花が目的らしい

左 ポンピ沢
 ここでひと休み
 雪解け水で汗を
 拭く

右 エゾコザクラ
  ポンピ沢から
 緩やかに登る。
  途中、雲の平と
 呼ばれ花が多い

左 エゾノツガザク
 北アルプスでよく
 見かける
 アオノツガザクラ
 も少しはあるが

右 ミネズオウ
  これでも木です。
 スオウとはイチイの
 こと、葉が似ている
 からこの名がついた
 らしいが私には
 花がコンペイトウに
 見えた。
 

左 雪渓
  まだしっかり
 残っていた。
 やっぱり夏山も
 雪があったがいい

右 美瑛岳と
  ウコンウツギ
 山頂近くより
 下の方で咲いて
 いました。

左 分岐に戻る
  登山口まで
  あと30分強
 振り返る山には
 雲が湧いてきた。
 満足の山行でした

右 吹上温泉
 下山後吹上温泉で
 汗を流す。
 脱衣場にテントが
 設置され、浴槽が
 二つ、湧き出る
 お湯は熱く上の
 湯船には足を
 つけただけでした。
 
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