≪2019年7月6日≫
ウエノウチ谷から、北西尾根を経て白鳥山
熊本県と宮崎県境にありヤマシャクヤクで知られる白鳥山はなだらかな尾根を持ち緑豊かな森は
モミ、ブナの大木、イチイの大木もある。そこから流れるウエノウチ谷は険しい所もなく苔むした
岩を流れる様は奥入瀬川を思わせるほどだ。今回はそんな谷を遡行し途中から右へ登りモミやブナの
森を白鳥山まで行った。 |
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幽玄の世界 この苔むす谷の美しさはは脊梁の谷の中でも一番だろう。 |
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左 峰越林道
ウエノウチ谷登山口、標識には御池登山口とある。
右 今日の山行は4人
いつになく少ない
人数です。 |
左 逆光の中で
シルエットに
うかぶ二人
右 渡渉
日頃より水量は
多いが難なく渡る。
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左 渡渉を繰り返す
日頃にない水量で
水の流れが緑の苔と
対照的。
右 この時期の脊梁の
谷歩きは涼しく
暑さを忘れさせる
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左 リーダー
右 今回は谷を最後まで
つめることなくこの岩の先から右へ
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左 尾根に登る前に
休憩
右 この流れを右下に
見て急坂を登る |
左 急登
尾根まで1時間と
ききこの急登が
1時間も続くのかと
思ったが
右 ブナ
10分も登ると
ゆるやかなブナの
森に変わった。
足元はふかふかと
やさしい
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左 モミ
石灰岩が現れると
モミの大木の林も
ある
右 休憩
再度の急登の前に
一休み
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左 岩と根
大岩の間に根が
伸びていた
右 何が見える?
少し登ると
広場となって尾根が
見えてくる。
見上げる大木は
サワグルミ
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左 青空
枯れたブナの空間から青空がのぞく
右 イチイの大木
根回り5m以上
この稜線にはさらに
大きいのもある。
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左 広い尾根に
道に迷いそう
右 ブナムシに
やられたブナ |
左 切株
有用な木だけ
伐採したのだろうか
右オマルじゃないよ。
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左 ネットが見えると
山頂は近い。
右 ネットの中では
キレンゲショウマ
が育っていた。
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左 風穴
一帯はヤマシャクヤクの群落地
右 エゾハルゼミの
ヌケガラ
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左 白鳥山山頂
1639.2m
二等三角点がある
ここで昼食休憩
右 ブナ
山頂から
清経住居跡に下る |
左 御池
花探し中の
リンドウさん、
馬シャン一行
右 ウエノウチ谷へ
ブナの広がる周辺を
散策した谷を下る
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左 谷を下る
徐々に水流が
増えてくる
右 自生のワサビも
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左 この先激下りだが
タカマキするほどの
ことはなかった。
右 登ってきた道と
合流
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ヒコサンヒメシャラ
既に花期は過ぎ、
落花が多かった。
ナツツバキも見ら
れた
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頭上ブナに
フガクスズムシソウほかにもいくつかの希少植物がみられた。
2015年8月初めてこの谷に足を踏み入れ苔むした谷に感動したものだが今回は水量が多く
さらに素晴らしいものがあった。
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