銚子笠 1489m 白鳥山
1638m ≪2007年5月27日≫ |
先週、白鳥山から時雨岳を歩いたとき、展望岩から望んだ銚子笠が気になり、まだシャクヤクも残って
いるからとN氏を誘い、不土野峠から林道を利用し銚子笠に登り、白鳥山を往復した。
鳥栖IC(5:40)=人吉IC=水上村=(8:15)不土野峠=林道=(8:45)横才川=
林道支線(9:10)−(9:45)尾根取付き−(10:05)銚子笠−(10:48)白骨樹−(11:37)展望岩−(11:42)白鳥山(12:10)
−(12:20)竪穴−シャクヤク群落地−(12:40)アスナロ−(12:55)平家住居跡−白鳥山(13:15)−(14:26)銚子笠
−(14:45)林道−(14:52)朝の取付き点−(15:25)林道支線口=不土野峠(15:46)=人吉IC |
左 不土野峠
林道梅木鶴線の看板
梅木鶴は球磨川源流で
あり
そこまで計画が
あったという
ことか
右 ゲートの上の
林道へ
ゲートは開いて
いてゲート跡と
言うべきか
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左 林道歩き
林道は先では
崖っふちと
なるが途中までは
植林地のなかで
少なくとも
古タイヤの
ある広場までは
通行可能か
右 取付き点
あとで間違いと
判明、本当は
もう少し先
だった。
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左 最も山頂に
近いと思われる
尾根に取り付くが
植林地の急坂で
まもなく
自然林となる
右 銚子笠
20分で三角点の
ある山頂に
達する。周囲は
苅り払われて
いるが樹間の
なかで南と北が
僅かに望める |
左 山頂から
市房方面を望む
馬口山や江代山、
市房が見える
はずだが黄砂で
霞んでいた。
右 縦走路
林床のスズタケは
枯れて明るく、
ブナの新緑が
眩しい。
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左 縦走路から
銚子笠を望む
銚子笠から
白鳥山への道は
展望は所々しか
ないが自然林で
ブナなどの大木が
素晴らしい。
右 立ち枯れて
白骨樹に
なったブナ |
左 尾根のブナ
かってはスズ竹に
覆われ4時間もの
時間を要し初心者
踏み入るべからず
の道もスズ竹は
枯れたり、苅り払
われ、今や魅力の
散歩道。
樹間から水上越や
球磨川源流の山が
望める。
右?
苔むした
ブナの倒木の茸? |
ホウの花が
咲き始めて
いた。
先週はほんの
蕾だったのに
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左 時雨銚子笠分岐
尾根は倒木が
多く、白鳥山
時雨岳の縦走路は
北にまいていて
分岐を通らない
ので注意が必要
右 展望岩から
銚子笠
ここの芍薬は
ほとんど落花
先週は蕾が
あったのでN氏を
誘ったのだが!
N氏落胆
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左 白鳥山三角点
右 バイケイソウ
昼食の後
ウケドノ谷
登山口への道を
行き、左回りの
散策をする。
バイケイソウは
蕾が伸びていた
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左 竪穴
結構深そうと
覗き込む
これは石灰岩の
証拠、周囲には
シャクヤクの
群落が
右 シャクヤク
北向きの斜面と
あって、まだ
群落の花が
健在であった。
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左 N氏も満足
案内人も何とか
面目を保ちま
した。
右 あすなろ
御池ちかく
さて、白鳥山に
戻ると三脚を
持った人たちが
三人、花は
終わっていたと
休息中
群落を教えたけど |
左 ブナ林
ここの自然林は
特筆ものでした
これぞ球磨川
源流の山の
魅力なのだろう
右 真の登山口
朝取り付いた
地点より5−6分
上で案内板が
あり道には
テープがあり
迷うことは
なかった。 |
銚子笠はいままでのガイド本では鍵掛林道からが
一般的で、不土野峠や白鳥山からはスズタケの
ヤブコキで簡単には登れないように書いてあったが
不土野峠から林道を行くと、あっけなく山頂に立てた。
山頂も自然林ではあるが白鳥山までの道はブナなどの
大木があり素晴らしい道だった。
また、秋の紅葉の季節に訪れたいと思う。
不土野峠からの林道は梅木鶴線とあり
球磨川源流の梅木鶴まで通じる予定だったのだろう。
ゲート跡から舗装路はさらに続き、工事中のところも
あったが日曜だから休みなのかだれもいなかった
横才川の橋の所までいって引き返した。
ゲートから歩いた林道は荒れてはいるものの
少なくとも植林地内は四駆なら十分に通れる。
あまり先まで行くと崖っぷちの道で落石も多く
Uターンの場所もない、古タイヤのある広場
あたりに停めるのがよいだろう。 |
白鳥山のヤマシャクヤク 三ヶ所に群落があるらしい。前回は東の展望岩場で、今回は西の竪穴付近で
さらに、北の御池近くの石灰岩の岩峰にもあるということだ。 |