≪2008年7月27日≫ 額平川から幌尻岳 2052m 渡渉を繰り返して
2008年夏の遠征は北海道の幌尻岳にした、単独行にはアプローチの不便と渡渉の不安もあって、
アミューズトラベルのツアーに参加した。天候もまずまずで楽しい山歩きが出来た。
(仮林道ゲート−幌尻岳 標高差 1640m 4時間40分)
7/27 林道駐車場−ゲート−(6:30)取水ダム−函状(7:50)−(9:00)幌尻山荘(9:30)−
(11:20)命の水−(13:35)幌尻岳(13:55)−(17:00)幌尻山荘
7/28 山荘(5:30)−函状(6:55)−(7:50)取水ダム−駐車場 YAMAP |
左 林道仮ゲート
駐車場には多くの
「わ」ナンバーが
停まっていた。
国道からここまで
40km、未舗装の
悪路のところも
右 林道ゲート
以前はここまで
入れたというが
ここまで30分
途中には5年前の
水害による崩落跡が
あちこちにあった。
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左 取水ダム
ここまでは車道
歩き。ここで靴を
履き替えた。
右 渡渉とヘツリと
タカマキの始まり
雪解けも終わり
水量は多くは
なかったが雨でも
降るとすぐ増水すると
いう
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左 渡渉
この日のために
沢靴や渓流タビを
用意、棒を持って
いるのはガイド
右 四ノ沢
ダムから山荘までの
中間点、函状になって
いる。最初は渡渉の
回数を数えていたが
分からなくなった
20回以上の渡渉が
あっただろう。
水量もそう多くはなく
せいぜい太腿まで
だった。
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左 幌尻山荘
ここに、荷物を置き
靴を履き替え必要な
ものだけを持って
登りにかかる
右 まずは樹林の中の
急登
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左 命の水
近くに水場があり
ここで休息
戸鳶別岳が望めた
右 ハイマツの尾根に
出ると展望が広がり
幌尻岳も姿を見せる |
左 北カール
今年は雪が融ける
のが早かったとかで
雪はなかった。
羅臼岳の雪渓も
なかったとか
右 お花畑
チングルマは
終わっていたが
ハイギリソウ、
チシマフウロなどが
咲いていた。
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左 幌尻岳山頂
一等三角点があり
展望がよい。
右 十勝幌尻岳
札内岳方面
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北カールと
戸鳶別岳
東側にも七ツ沼
カールがあるという
残念ながら
北幌尻岳まで
行かないと
見えない。
幌尻岳−北幌尻−
戸鳶別岳−山荘の
周遊コースもある |
左
エゾツツジ
赤い色が鮮やか
右 エゾクワガタ |
左 ハイオトギリ
右 山頂で30分ほど
過ごし下山にかかる
帰りには雲が
湧いてきた |
左 ダケカンバの中を
下る
右 山荘前広場
食事の準備や
食事は小屋の外で
行う。ザックは床下の
倉庫に入れる。
ビニール袋は鼠が
いたのか囓られて
いた。
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左 山荘は予約が
必要だがそんなに
混んではなかった
ひとり一枚の毛布が
あり、さらに必要な
場合は一枚500円で
借りられ寝袋の用意は
不要だった。
ビールも700円で
購入できた。
右 シシウド |
左 帰りも渡渉が
まっている。
ガイドの方が
渡渉棒で万一に
備える
右 山荘から
2時間半弱で
取水ダム着
林道を駐車場まで
いき、 明日の
羊蹄山 登山のため
ニセコ温泉に移動
昼過ぎから雨が
降り始め移動中は
ずっと降っていた。 |
幌尻岳、アプローチの不便さと渡渉があるとのことで今回はツアーに参加した。長い林道歩きは小屋番のトラックで
荷物を運んでもらい空荷で済んだ。寝袋も持ってはいたが小屋に十分に毛布があるとのことでバスに置いていった。
小屋では自炊ということで軽量ガスコンロを購入したもののガスだけでなくコンロのヘッドも飛行機には預け入れも
機内持込みも不可になったため持っていけなかった。ツアーのほうでお湯を準備するとのことで、チキンラーメン、
フリーズドライのスープ、アルファー米の五目御飯、オニギリですました。ビールは小屋で売っていた。
渡渉は20数回を数えたが、渓流シューズは役に立った、下は長ズボンのままだったが流れの速いところでは水圧が
強くネオプレンのスパッツかワコールのCWXが良いように思われた。もちろんストックは必携である。
ガイドは、三人いて一人は小屋番さんで後期高齢者、紅葉マークをつけてトラックを運転、渡渉棒をもって
先頭をきって小屋まで先導してもらいました。そして夕食時には自家製の鹿肉の燻製の差し入れを頂きましたが塩が
効いて疲れた体にビールのつまみに最高でした。 |