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     九州の最高峰 宮之浦岳 1935m ≪2004年11月22日≫
   九州の本土の最高峰は久住中岳だが九州の最高峰は屋久島にある宮之浦岳1935mで144mも高い。九州に住みながらアプローチの不便さから
  未登頂であったが今回登る事が出来ました。1993年12月世界遺産に指定されただけの事はある自然豊かな洋上アルプスでした。
 参考 11/21 久留米(4:00)=鹿児島(8:35)=(12:30)宮之浦港=千尋の滝=屋久島自然館=ロッジ八重岳
    11/22 淀川登山口(7:35)−(8:15)淀川小屋−(9:50)花之江河−(10:45)投石岩屋−(12:20)宮之浦岳−投石岩屋−(14:35)花之江河−
        (16:00)淀川小屋−(17:00)淀河登山口
    11/23 ロッジ八重山(9:00)=永田浜=ガジュマル園=宮之浦(13:20)=(17:20)鹿児島=(21:10)久留米

左 夜明け前に
 久留米を出発
 鹿児島港で桜島
 から登る日の出を
 迎えました。


 右 鹿児島を出て
 1時間、開聞岳が
 姿を見せる。


 写真のジェット
 フォイルなら
 屋久島まで
 最短2時間5分

 左 淀川登山口


 右
  苔むした大木に
 ヤマグルマや、
 石楠花などが
 着生している。


 ヤマグルマ
 (トリモチの木)

 左 淀川小屋
 登山口から40分
 無人の小屋は
 30人は泊まれる。
  水場も近く
 幕営も可能。


 右 淀川の清流


左 高盤岳
 淀川の鉄橋を
 渡り、登りきると
 高盤岳を望む
 展望台に着く
 山頂に大きな
 亀裂のはいった
 巨石がある。
 トウフ岩というが
 トーストという
 感じ。


 右 小花之江河

左 花之江河


 小花之江河
 花之江河とも
 高層湿原で
 白い木肌の
 杉の古木が
 巨石を配する山を
 背景に石楠花など
 とともに自然の
 一大庭園をなす。
 木道には寒さで
 氷りも見られた


 右 投石平を過ぎ
 ると宮之浦岳が
 姿を現す。
 斜面を覆うヤクザサ、白い幹を見せるスギの風衝木。              巨石を配した、宮之浦岳

 左 蕾みを着けた
  シャクナゲ
  来年の6月が
  待たれる。


 右 翁岳を右に
 みながら分岐に
 至り、左の急坂を
 登るとまもなく
 宮之浦岳だ。

 左 永田岳
  巨石の栗生岳を
  まいて山頂へ
  眼前に広がる
  永田岳が
  素晴らしい。


 右
  宮之浦岳から
 翁岳の稜線の
 北から雲がわいて
 海は見えなかった

 左 翁岳を
  見ながら下山


 右
  白骨樹 栂?
  ただただ自然の
  悠久、大きさを
  感じる。


 宿に帰り入浴、登山の疲れを郷土料理と酒が
 癒してくれました。
 焼酎は屋久島の芋焼酎三岳(宮之浦岳、永田岳、
 黒味岳を指す)今や品不足で購入も人1本に
 制限されていました。その味は芋とは思えない
 ほどさっぱりとしていました。


 翌朝、ロッジ八重岳の横を流れる宮之浦川から
 見た峰。
 宮之浦岳は島の何処からも望めないとの事、
 見える山は前山見えない山は奥山だという事
 です。

 観光
左 志戸子
  ガジュマル園
 この気根を見ると
 何か妖怪でも
 でてきそう。


右 千尋の滝
  モッチョム岳の
 花崗岩の岩盤を
 きざむ鯛之川にある
 落差、約60mの滝。
 滝の左側も巨大な
 花崗岩の一枚岩

左 永田浜
  ウミガメの産卵で
  知られる


右 ヘゴ
   大型のシダ
   幹は板状や棒状に
   加工され着生植物を
   栽培するのに
   用いられる。
   
 今回のトラブル
左 大型バス
 島のバスが出払って
 予約が出来ず
 フェリーで渡ったが
 大きすぎて狭い
 林道に難渋


 右 底が剥離した
 S氏の靴
 ウレタンの靴底は
余り使ってなくても
 経年変化で
 5年も経つと剥離
 したり割れたり
 する。
 ビニールテープを
 巻いて下山。
 好天の九州の最高峰に立てたことは喜びではあったがツアーのため自由時間が少なく、写真撮影もままならず黒味に登らずして屋久島を語るなと
 言われる黒味岳、堂々たる風格の永田岳、縦走路わきの栗生岳、近くにあり ながら見るだけだった翁岳、岸壁のモッチョム岳、その名も優しい
 愛子岳にも登りたかったし、ウイルソン株や縄文杉やなどの屋久杉を見なかったのも心残りであり、
屋久島リアルウェーブを見て次の屋久島行きを
 夢想している。
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