九州百名山
山と渓谷社発行の[九州百名山]で選定された山であるがほぼ10年ごとに見直され、
今年[九州百名山地図帳]が 発刊され幾つかの山の入れ替えが行われた、ということでこの連休、
新旧を含め未登だった薩摩の山にでかけた。 いずれも山頂まで1時間以内の簡単ピークハントでした。 |
≪2011年10月8日≫ 矢筈岳 687m 熊本鹿児島県境の山、百名山地図帳でははずされたが |
左 登山口
水俣から湯の鶴温泉
を経て矢筈峠から
林道に入る。
登山口に登山
ポストがある。
右 作業道
作業道にそって
登る。 |
左 鞍部
ここから自然林の
尾根に取り付く
南国の山らしく
照葉樹に覆われる
右 ツチトリモチ
きのこではなく
寄生植物だという
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左 照葉樹
落葉の道を
登る。
右 矢筈岳三角点
一等三角点
見晴らしが良い
はずだが霞んで
遠望はなかった
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左 高山彦九郎の歌
山頂の巨石に
彫られていた
「草も木も
なびかさんとや
梓弓 矢筈か岳に
登る楽しさ」
右 矢筈岳
出水市側から
霞んでよく見えま
せん
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≪2011年10月8日≫ 冠岳 516m
二等三角点 信仰の山、 |
左 徐福像と冠岳
公園から
日本に数ある
徐福像のなかで
一番大きいいと
いう
右 冠嶽山鎮国t寺
なかなか立派な
お寺でお茶の
御接待を受けた
後の山が冠嶽だが
切り立った岩に
どこから登るの
だろうかと思うほど |
左 登山口
鎮国寺への車道
入口にもあたり、
広い駐車場がある。
右 冠嶽八十八ヶ所
第四番を左に
みて登る。 |
左 登山道
よく整備されている
その殆んどが照葉樹
の森
右 山頂
祠と二等三角点が
ある。展望がよい
はずだがこの日は
霞んで眼下に
徐福像と鎮国寺を
見ただけだった。 |
左 いちい串木野市の
長崎鼻
岩が点在、
好釣り場らしく
多くの釣り人が
いて釣ったばかり
8kgのブダイを
見せてもらった。
右 吹上浜荘
ここの温泉で
汗を流し宿泊
温泉センターも
あります。 |
≪2011年10月9日≫ 金峰山 636m 今回百名山地図帳からははずされたが、南薩の霊山です。 |
左 金峰山駐車場
望遠レンズを
構えた多くの人が
いてびっくり
[野鳥の会のサシバの
渡りの観察会]だと
いう。何時頃渡るか
尋ねたら飛ぶかどうかも未定だということだった。
右 金峰山神社
秋の大祭にむけ
清掃中でした。
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左 稚児の宮
釣りに行って溺れ
死んだ子が祀られ
母の涙が水滴と
なって絶えないのだと
いう。
右 金峰山山頂
遠く開聞岳まで
望めるはずですが
霞んでみえません
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左 禁足地
霊山らしく
御祭神の石なのか
鉄柵で囲まれて
いました。
右 ツワブキ
そろそろ咲き始め
です。
さて下山後の
9時10分過ぎ
サシバの渡りが
見られたそうです。
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≪2011年10月9日≫ 野間岳 363m 航海の目印、一等三角点 |
左 野間岳
半島にそびえる
三角錐が航行の
目印になったそう
です
右 登山口
駐車場も水場も
あります。
九州自然歩道の
一部になっている。
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左 野間岳神社
この右側から
登山道に入ります
右 アコウ
南国の山らしく
照葉樹のなかに
アコウの木もある。
山麓にはヘゴや
実のついたバナナも
あり、庭先では
ブーゲンビリアや
ハイビスカスが
咲いいた。 |
左 鎖場
山頂近く鎖も
設置されていた。
右 一等三角点と
石仏
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左 炬火採取記念
プレート
昭和47年国体で
炬火が採取されたと
いう
右 野間半島
開聞岳もみえる
はずですが霞んで
みえませんでした。 |
≪2011年10月9日≫ 磯間岳 591m 九州百名山地図帳に登場、低山ながら岩峰が |
左 登山口
最短登山口です
照葉樹の中を登り
ます、
ドングリがたくさん
おちていました。
右 分岐
北口登山口への
分岐。 |
左 人形岩
この山には
他にもいろんな名の
ついた岩があります
右 岩くぐり
狭い岩のトンネルだったり、 |
左 関門
メタボ通行不可
だったり
右 絶壁
垂直の岩もあり
鎖が設置してあり
人間様は登れるが
お犬様はリュックの
中です。
クリックで拡大 |
左 山頂へ
ちょっとコワゴワ
鎖にすがって登る
岩場に花が咲いて
いました
右 山頂
岩場に山頂標識が
あります。 |
左 縦走路
奥の峰まで
縦走路があるが
今回はピークハント
です
右 展望
岩場からの展望は
抜群です。しかし
やっぱり霞んで余り
よくありません
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左 坊津
磯間嶽下山後
海沿いに南下
丸木先で展望を
楽しむ
右 番所鼻
(バンドコロハナ)
伊能忠敬も
絶賛したという
番所鼻からみた
開聞岳、確かに
絶景です、近くに
タツノオトシゴ館
とイセエビ荘が
あり宿泊した。 |
≪2011年10月10日≫ 栗野岳 1094m 九州百名山地図帳望の地、三等三角点に登場、霧島展 |
左 日本一の枕木階段
561段、昭和63年
山野線(水俣-栗野)の廃止により不要になった枕木で作られている、登るのに10分弱かかりました
右 合流
駐車場からの路と
合流、木段を登ります |
左 落葉樹
まもなく、落葉樹の林となり所々紅葉がはじまっていました。
一昨日、昨日と照葉樹の中でしたので、 なにかほっとしました
右 展望台へ
50mほど右に行きます |
左 展望台
切り払われ
展望が良く
霧島も望めます
右 地熱発電所
眼下に地熱発電所もみえます。 |
左 栗野岳
これから登る
栗野岳
右 アカマツ
一旦、アカマツの
林を下りますが
松茸はありません |
左 急坂
ロープに
すがり、急坂を
登る。
右 栗野岳山頂
ここも広場と
なっていました。
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左 霧島
霞んではいたが
白鳥山、韓国岳が
確認できました。
右 三等三角点
広場の奥に
三角点がありました
さてこのあと、下山中犬のマロンが動物の気配に一目散に走り出し森の中へ、呼べど戻らず
やっとの事で戻った時安堵感、胸をなでおろしました。 |
左 日本一の枕木階段
登って来た道を
戻る、眼下に牧場が 広がる。
下山後、栗野岳温泉
南州館で汗を流す。
右 湧水町の地名とも
なった湧水のひとつ
栗野駅裏の
丸池湧水をたずねる
日量2万トン
(毎秒約230リットル)の水が噴きだしているという。 |