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国東 ≪2006年12月16日≫ 中山仙境 317m 猪群山 458m 津波戸山 529m 
          ≪2002年1月20日≫ 田原山(鋸山) 542m 
    
国東半島の山は標高こそ500m前後だが、奇岩、怪峰、岩場、狭い尾根を登ったり下ったりで
     結構腕力体力もいるが展望もよくその景観は魅力的だ。晩秋のオオコマユミの紅葉時がおすすめ。
≪2006年12月16日≫ 中山仙境 317m 天空の橋無明橋 夷耶馬を歩く

 中山仙境
  国東の山の奇岩怪石の山といえば
 津波戸山と田原山が代表的だが
 標高は低いが中山仙境がある
  地図を見ても山名はない、奇岩奇勝で夷耶馬と
 呼ばれる。仙人しか通れないほどの狭い岩場で
 仙境(峡)の意味だろうか。
  地図では夷と記述されている。近くに霊仙寺、
 實相院、夷谷温泉がある。
 
 左図(クリックで拡大)

左 登山口の
  流水プールの
  堰堤。ここから
  左まわりの
  コースをとる

右 まずは杉の中を
 歩く、道は良く
 整備されている。
 尾根まで10分。

左 尾根から眼下に
 霊仙寺が望め、
 その上にも奇岩の
 岩尾根が連なる。

 散り残った、ハゼや
 マユミの紅葉が
 鮮やか。

右 さすが仏の里、
 国東の山、山中の
 あちこちに石仏が
 ある。

左 岩峰
 礫の多い凝灰岩の
 大小の石が足場
 手がかりとなり
 怖いが登れる。

右 鎖場
  要所要所には
 ステンレスの
 鎖が設けられている

左 無明橋
 二枚の石からなる
 石橋、渡るのも
 足がすくむが
 作った人はさぞ
 大変だったろう。

右 展望のよい
  岩陰の石仏

左 高城
  狭い岩尾根を
 通って最高点
 高城にいたる。

右 展望抜群
  惜しむらくは
  霞んでいたのが
  残念。
  

左 夷耶馬と
 呼ばれるように
 奇岩、怪岩峰が
 続く。登り以上に
 気を使い岩場を
 岩峰をトラバース
 下り。

右 隠洞穴
  弘法大師が
  祭られている。
  ここから
  杉林に入り
  下山口の県道に
  出る。
        近くには霊仙寺があり、近くの公園の楓はいまが紅葉最盛期だった
夷駐車場(12:35)−無明橋(13:10)−高城(13:25)−隠洞窟(13:45)−(14:03)下山口−(14:15)駐車場
≪2006年12月16日≫ 猪群山 458m 環状列石(サークルストーン)のある山

左 猪群山登山口
 林道入り口が
 わからず右往左往
 やっとたどり着く

右 山頂まで1200米
 コンクリート製の
 擬似木段で整備
 されていた。
 

左 三角点とあずま屋


右 案内板と
 入り口の陰陽石
 いつの時代の、
 何のためなのかは
 わからないが
 直径約30米の
 円型に巨石が
 配置されている。
 昔から女人禁制と
 なっているとの事

左 環状列石
  神体岩


右 環状列石の中央に
  あるくぼみ石
 水がたまっている
 潮の干満に応じて
 満ちたりひいたり
 するというが
 

左 ハジカミ山(左)と
  尻付山


右 登山道で認めた
  ムラサキシキブの実

猪(群山)にも鹿(嵐)にも
登った、次は蝶か熊か
大分には蝶のつく名の
山はないようだから
次は熊群山に。
 猪群山登山口(15:02)−猪群山(15:33)−(15:38)ストーンサークル−(16:10)登山口
 ≪2006年12月16日≫ 津波戸山 529m 奇岩奇勝の山の八十八ヶ所巡り 

左 津波戸山全景
  松尾集落から  

右 津波戸山
   八十八ヵ所
 奇岩怪石の峰や、
 谷に一番から
 八十八番まで
 石仏があり
 右図のように巡る
 鎖,断崖,馬の背と
 高度感もあり、
 足もすくむし
 腕力もいる。
 難所八十八ヶ所
 (図クリックで拡大)

左 海蔵寺跡
 紅葉が散り残って
 いた。ここに
 お堂があり、一番と
 なっている。

右 岩尾根上の十二番
 展望も良く山頂が
 望める。

左 針の耳
 折角登ったのに
次の岩峰に行くのに
岩の穴を大きく下る

右 三十六番
 どこも古いのと
 新しい石仏が
 並んでいる。
 この山とにかく
 イワヒバが多い。
 (岩松ともいうが
 これは木ではなく
 シダ植物で胞子で
 増える)

左 奥の院
  裏に水場もあり
 休息所を兼ねている
 ここから鎖を伝って
 カヤトの広場にでて
 左に行くと山頂に至る

右 三角点
  樹林のなかで
 展望はないが
 手前の展望地からは
 登ってきた岩尾根が
 奥の展望地からは
 海も見える。

左 奇岩奇勝
 霞んで展望は
 今ひとつだが
 登ってきた
 岩尾根が望める。
 
  
右 西の展望台から
  西屋敷を望む。
 JRは国道沿いの
 上り線とトンネルに
 行く下り線に分かれる
 白いソニックが見え
 海も望めた。 

左 谷を下ると右手に
 チョックストーンが
 ある。
  

右 大師堂あとの
   弘法大師像

左 八十六番
 谷を下らずに
 右手に登り
 岩尾根を行き
 六十六番から
 八十八番を巡る。

右 海蔵寺あと
 暖冬かまだ紅葉が
 残っていた。
 松尾地区駐車場(8:10)−登山口(8:30)−海蔵寺跡(8:45)−十二番(9:10)−針の耳(9:20)−奥の院(9:48)−稜線
 −三角点(10:00)−西展望台(10:05)−展望台(10:23)−弘法大師像(10:46)−八十八番(11:05)−(11:40)駐車場
≪2002年1月20日≫ 田原山(鋸山) 542m 岩稜尾根を歩く


 山香町から太田村へ広域農道を行くと
  (手持ちの地図にはなかった)
 鋸山トンネルの手前が登山口でトイレを備えた駐車場から
 鋸のような尾根が見えます。イチゴやアオキが見頃でした。

 大観峰(左)
 フリッツもしり込み
 するような岩峰
 でした。人が多そう
 な時は連れて行け
 ません。リードを
 つけていても
 びっくりされて
 事故にでもなったら
 事ですからね。

 経岩付近(右)
 このコース一番の
 やせ尾根、スリルが
 あります。

  見返り岩から鋸尾根を振り返る

 参考 
 朝倉IC(6:50)=速見IC=山香役場=広域農道=
 山香温泉風の卿=(8:07)鋸山登山口
 登山口(8:17)−(8:47)南尾根−(9:00)大観峰−
 八方岩−小松岩−杓子岩−経岩−無名岩−見返岩−
 (10:10)登山口 
(案内図では三時間でしたが)
 
 イワヒバの多さには驚きましたが紅葉の時期に、
 登ってみたいものです。風の郷の温泉もよさそう
 でした。
 午後からは雨の予報に早く家を出たせいもあり
 下山後時間もあり熊野磨崖仏を見に行きました。
 午後1時過ぎ、予報どおりの雨となりました。

 
 胎蔵寺の仁王像(左)

 熊野磨崖仏
  大日如来と
  不動明王

                            最終更新日: 2019/01/06  目次に戻る