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 脊梁の山々 ≪2006.10.29 国見岳 1739m 紅葉≫ ≪1999.11.3 国見岳≫
   九州脊梁の山は、向霧立越の国見、五勇、烏帽子、白鳥、霧立越の扇山、白岩山があり、シャクナゲや
   ブナなどの自然林が魅力である。かって馬が通ったという霧立越のツアーもあります。
 2006.10.29 国見岳 1739m 紅葉
 
春は花で山行も忙しい、紅葉の季節も行きたい山の数に比べて休みが少ない、休日に雨でま降れば尚更だ
 幸い、今年は晴天続き、内大臣林道が通れなくなって久しく行ってなかった国見岳に樅木から登った。
 そこはさすが国見岳、ブナと紅葉と展望が迎えてくれた。
   樅木八八重=樅木林道=ゲート(9:10)−登山口(9:17)−(10:00)尾根−(10:40)ヒメシャラ−
   (11:40)国見山頂(12:30)−(14:50)登山口

左 樅木林道ゲート
  既に先客の車が
  あり、Uターン
  手前に停めた。
  少し戻れば
  住居跡の広場も
  ある。

右 五勇橋から
  川辺川の源流か
  水量も多く
  紅葉も始まって
  いた。ヤマメも
  棲んでいそうだ

左 新登山口
  旧登山口は
  さらに林道を
  1.8km上だという
  

右 最初は植林地の
  緩やかな登りだが


 植林地のの急坂を
 登り、赤松林を抜け
 尾根に出ると
 樅やブナの大木が
 あらわれる。
 カエデの紅葉もあり
 脊梁の魅力あふれる
 コースの始まりだ

 地を這うブナの
 根元で休息

 倒木も多く、登路を
 ふさぎ、くぐったり
 乗り越えるところも
  倒木にはいろんな
 キノコが見られる。
 食べられそうな
 ものも多いが
 いまひとつ手を
 出せない。
  倒木を一面におおう
 キノコとシロモジの
 落葉

 登路のランドマーク
 ヒメシャラ八兄弟
  八本のヒメシャラが
 まっすぐのびる。
 
 

  登山路は尾根筋を
 いくので、展望の
 良いところも多い。

左 平家山方面?
  林道がのびる

右  山名は

 国見岳の魅力は
 ブナの大木だろう

左 ブナの老木
  ここには三本の
  ブナがあった
 人呼んで
  ブナの三兄弟

右 幹にはコブができ
 苔むし、林床は
 落葉で埋まり
 左手のピークには
 シャクナゲも
  

  空を覆う紅葉
 楓は赤から黄色まで
 様々に
 シロモジは明るい
 黄色に
 ドウダンツツジの
 鮮やかに紅葉する
 

  楓の大木、黄葉するブナ、常緑の樅の大木が、この時期の
  脊梁を彩り青空に映える。


  国見岳山頂
  かって、賑わった
 山頂には10人も
 いませんでした。
 

 小国見から五勇
  への稜線
  ブナの原生林が
  続く

 眼下に紅葉を
 望みながら昼食

左 高岳方面
  展望は四囲に
  わたる

右 倒木に着いた
  石楠花の幼木
   山頂一帯は
  シャクナゲが群落
  ただ花芽はなく
  来年の花は
  期待できない
  
 樅木の八八重から四方田へ行くかっての道は崩壊、「ヤマメ荘」の前でUターン、ニガコウベ谷の手前の未舗装の急坂を登った。
  内大臣林道は通れないと思っていたが、山頂で出会った人の話では広河原までは施錠箇所もなく通れ、車も数台とまっていたという。
  脊梁の山の紅葉は10月半ば、山頂から始まり、11月上旬、五ヶ荘では紅葉祭りがあり最盛期となりまだまだ楽しめる。
 1999.11.3 国見岳
  国見という山はあちこちにありますがこの国見岳が九州で一番高い国見で1739mありこの高さは貴重です。
  この山の魅力は山頂近くに残るブナの自然林です。多分ここのブナの大木には木の精霊を感じずには
  いられないでしょう。春のシャクナゲ、秋の紅葉の時期がベストシーズンでしょうか。
  登山口は杉の木谷からが一般的ですが、今回は門割林道から登りました。この林道から見る紅葉も見事です。
 参項タイム 
      広川IC(6:30)=内大臣橋(8:00)=(8:45)杉の木谷登山口=椎矢峠=門割林道登山口(10:00)−
      (11:15)山頂(12:15)−(13:20)登山口=椎矢峠=(17:00)広川IC 

 矢部町と椎葉村を
 結ぶ内大臣林道は
 九州で一番長い
 未舗装林道です。

 左 椎矢峠近くから
   見た林道

 右 門割林道から
   見た、落葉した
   ブナの大木



 門割林道から
    国見岳へ

 紅葉のブナ林と
   落葉した紅葉

 左 国見岳山頂

 右 山は冬の気配
   紅葉と霧氷



 このコースは
 山女も泳ぐ
 沢ぞいのコース
 自然林も魅力です
 そのうち
 更新します。



 別の日の
 国見岳です
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