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  ブナとカタクリが魅力の中国山地
       寂地山 1337m 安芸冠山 1339m
 ≪2004年4月29日≫ 松ノ木峠から 寂地山 冠山
  九州の山のカタクリは目丸、京丈、雁俣の三山に限られ、季節には花より人が多いほど。
  そんなわけで中国山地にでかけました。山口県の最高峰寂地山と広島県第二の峰冠山を結ぶ稜線は
  まさしくそこはカタクリの楽園で、ブナの大木も見事でした。
 参考 久留米(4:20)=六日市IC=松ノ木峠(8:15)−冠山分岐(9:45)−(10:30)寂地山(10:40)−分岐(11:20)
    −(11:45)冠山(12:20)−分岐(12:40)−(14:00)松ノ木峠=(14:30)潮原温泉(15:10)=吉和IC=(18:35)久留米

 早朝、自宅を出発
 関門橋で日の出を
 迎え、8時過ぎ
 松ノ木峠に
 着きました。

 右 松ノ木峠の
 冠山スキー場。
 駐車場には既に
 多くの登山者が
 いました。
 駐車場も広く、
 水は出ないが
 トイレもあります。

 樹間の急坂を
 約1時間、
 展望地に着くと
 あとは
 なだらかな
 尾根道となり。
 芽吹き初めた
 ブナの大木が。
 頭上を覆います

 足元には
 カタクリが
 見られます。
 見事というほか
 ありません。


 陽光に反り返らせた花弁が
 映えます

 寂地峡から登ってきた人に
 よると、寂地山付近は既に
 花期を過ぎつつあるとの事
 でしたが、ここの尾根は
 まだ見頃でした。
 

 左
  白いカタクリを1株だけ
 見つけました。
 葉には通常ある斑もなく、
 雄しべも雌しべも真っ白です。

  右
   スミレもありましたが
 このスミレの葉には切れ込みが
 あります。
  エイザンスミレ?
  ヒゴスミレ?  

 左
  エンレイソウ
 大きな三枚の葉に
 小さな花をつけます

 右 樹間の寂地山
  山口県最高の峰で
 1963年山口国体の時
 炬火の採火が行われ
 石碑が立っています
 小さな祠とベンチも
 おかれ登山者で
 賑わっていました。
  
 僅かながら大木の根元に
 雪が残り、フリッツの
 渇きを癒しました。

 冠山に寄ってみました。
 北の崖から眼下に展望が
 開けますが先客があり
 人も多く、林間で昼食と
 なりました
  広島県の山ですから、
 広島弁で賑やかでした。
 
 右 冠山、三角点
   広島県内にはほかに
   二つの冠山があり
   ここは安芸あるいは
   吉和冠山と呼ばれる


  カタクリで有名な寂地山は寂地峡から登るのが
 一般的なようですが、今回は松ノ木峠から登りました。
 手持ちのガイドブックでは、道は十分には整備されて
 ないとのことでしたが、笹は広々と切り払われ快適でした。
  冠山山頂で、多くの人が潮原温泉というところから
 登ってきたことを知り、帰りは六日市でなく吉和へ
 向かい、途中の潮原温泉の展望浴場で汗を流しました。
  吉和ICへのR186は2車線で曲がりくねった狭いR434とは
 対照的でした。

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