≪2009年7月24-27日≫ 飯豊連峰縦走
北股岳 2025m 烏帽子岳
2018m 大日岳 2128m 飯豊本山
2105m
2009年夏の遠征は残雪と花の多い飯豊連峰にした今回もアプローチの不便さもあって、アミューズ
トラベルのツアーに参加した。梅雨明け前ながら雨にも降られず楽しい山歩きが出来た。
7/24 飯豊山荘(6:00)−(8:20)湯沢峰−(9:05)滝見場−(10:20)五郎清水−(11:45)梶川峰−
(12:50)扇の地紙−(13:00)胎内山−(13:25)門内小屋−ギルダ池−(13:40)門内岳−
(14:55)北股岳−(15:25)梅花皮小屋
7/25 梅花皮小屋(5:30)−(6:05)梅花皮岳−(6:35)烏帽子岳−(7:45)御手洗の池−(8:35)天狗の庭−
天狗岳−(9:40)御西小屋−(11:45)大日岳−(14:15)御西小屋
7/26 御西小屋(5:30)−御西岳−駒形山−(7:05)飯豊山−(7:35)本山小屋−御秘所−(9:20)草履塚−(10:00)切合小屋
7/27 切合小屋(4:00)−種蒔山−(5:45)三国岳−剣ヶ峰−(7:45)横峰−(8:00)笹平−(8:35)中十五里−
(9:25)御沢登山口−(9:45)キャンプ場−川入=(11:30)いいでの湯(12:30)=(19:50)羽田 |
1日目 7月24日 飯豊山荘から梶川尾根を登り梅花皮小屋へ |
左 飯豊山荘 406m
羽田から5時間
足湯もある温泉に
着く。
右 急坂を登る
梶川尾根
標高差1400mの
始まり、
ブナの大木や
コメツツジの花が
目に付きました。
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左 カイラギの滝
滝見場からは
望めませんでしたが
登る途中から見え
ました。
右 梶川尾根
ブナの大木が
見事でした。
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左
梶川峰 1892m
登山口から6時間弱
標高差1400mを登り
ました、ここまで来ると
あとはなだらかです
右 梶川尾根
扇ノ地紙で
主尾根と合流
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左 門内小屋
主尾根を30分
門内小屋に到着
今回はこの小屋は
通過、次の
梅花皮小屋を
めざす
右 北股岳 2025m
小屋から1時間半
三角点がある
北股岳に到着 |
左 梅花皮小屋
北股岳から下る事
30分小屋に到着
水場は近い
食事も寝具もなく
フリーズドライの
ご飯とラーメンで
夕食とした。
右 石転び沢
小屋の前には
石転び沢の雪渓が
広がります。 |
2日目 7月25日 梅花皮小屋へ烏帽子岳を経て御西小屋に至り大日岳往復 |
左
朝日を受ける
北股岳
昨日通過してきた山
右 アオノツガザクラ
雪渓の近くに
咲いていました |
左
ヒメサユリ
飯豊の名花と
言われる
九州、大崩にある
ササユリと似ている
右 ツメクサ
岩場で見かけたが
詳細名は?
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左
シラネアオイ
雪渓の近くで
多く見られた
白根山では
鹿の食害で
滅っているという
右 マルバコゴメグサ
飯豊山地特産と
言われる。 |
左
ウスユキソウ
何種類かの
ウスユキソウを
みたがこれは?
右 御手洗ノ池
ここでひと休み
近くの雪渓では
多くの花が見ら
れた。 |
左 御西小屋
稜線にたつ
避難小屋
右 御西小屋
梅花皮小屋から
4時間強10時前に
到着、荷物を置き
飯豊連峰の最高峰
大日岳往復へ
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左 大日岳へ
一旦下って
登り返す
右 イイデリンドウ
ミヤマリンドウの
変種で飯豊特産
だという。
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左 大日岳
2128m
三角点はないが
飯豊連峰の最高点
右 西大日岳
2092mを望む。
往復後水場まで行く
ここの小屋の夕食は
会津米のサトウの
ご飯とにレトルト
カレーだった。
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朝から歩いてきた北股岳から天狗岳の稜線、梅雨開け前の展望に満足というところ |
3日目 7月26日 御西小屋から飯豊本山を経て切合小屋へ |
左 ニッコウキスゲ
御西岳からは
あちこちで群落が
見られた。
右 豊富な残雪
これでも今年は
少ないほうとか
雪渓歩きは
わずかだった。 |
左 駒形山
飯豊本山は
その先
右 飯豊本山2105m
一等三角点が
ある。
曇空で展望は
なかった。
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左 本山小屋
本山から20分余り
神社と本山小屋に
着く
アミュ-ズトラベル、
ネパ-ル支店の
ガイドさんと
右 飯豊神社
コンクリートの
建物の中に祭ら
れている。 |
左 御秘所の岩場
お前坂を下り
岩場II達する。
右 姥権現
女人禁制の飯豊に
登り帰る途中
石に化してしまったという。 |
左 クルマユリ
右 切合小屋
御西小屋から
4時間半
10時には着いて
暇をもてあます。
800円のビールで
歓談、昼寝
ここは食付きで
カレーライス
だった。 |
左
タカネマツムシソウ
右 イワギキョウ |
大日岳から駒形山の稜線 |
4日目 7月27日 切合小屋から三国岳を経て長坂を下り川入へ |
最終日、下山して
東京迄移動しなけ
ればならない。
というわけで4時
暗いうちに出発と
なった。
左 三国岳
小屋がありここで
休息
右 剣ヶ峰
ヤセ尾根の岩場
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左 長坂を下る
ブナ林が
素晴らしい
右 いいでの湯
ここで汗を流し
着替え、昼食の後
磐越道、東北道を
東京へ向かう。
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東北の山は残雪と花が魅力だという、ただ個人で行くにはアプローチが悪く、昨年に続き今夏もアミューズのツアーで
飯豊連峰に出かけた梅雨明けも遅れて天候が心配されたが行動中は雨に降られる事もなく豊富な残雪と花を楽しめた。
山小屋は全て稜線にあって寝袋持参、食事は梅花皮小屋ではフリーズドライのご飯を持参、御西小屋ではレトルトカレーが
切合小屋でもカレーだった、小屋はトイレを含めおおむね快適だったが結構混みあい、この時期各小屋とも管理人がいて
缶ビールを売っていたが800円と高く空き缶は持ち帰りだった。
川入からの飯豊登山がメインルートらしいが、飯豊の魅力は飯豊山より先の大日岳、御西岳から門内岳にかけての豊富な
残雪と花にあり縦走が一番と思われた。今回、山小屋に三泊したが食料さえ準備すれば二泊でも十分ということだった。
それにしても東京からも遠かった。 |