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    ブナ林を歩く  比婆山 1264m
 比婆山縦走 伊良谷山から立烏帽子山まで 2007年10月20日
 
 2週間前、三瓶山のお鉢巡りをしたが、三瓶山だけに終ってしまい、今度こそはと比婆山の縦走を行った。
  道後山・比婆山・帝釈峡国定公園である比婆山は熊だけでなくヒバゴンがいてもおかしくないブナの純林が広がり、
  伊耶那美神の陵墓といわれる御陵、点在する人の手の加わった巨石が古代ロマンへの想像をかきたてる。登山道や
  標識も整備され、冬にはスキーと魅力の多い山域でした。
    県民の森(8:40)−(9:45)伊良谷山−(10:20)毛無山−(10:50)出雲峠−(11:30)烏帽子山−(12:00)御陵−
   (12:35)越原越−(13:00)池ノ段−(13:25)立烏帽子−(13:40)駐車場−展望台−(14:50)公園センタ

 九州から400km
 庄原ICを経て
 六ノ原の県民の森、
 公園センターに
 到着

左 県民の森
  公園センター
 温泉もあり宿泊も
 出来る。

 右 ジグザクの
 登山道はなだらかで
 歩きやすい。
 ブナ林が素晴らしい

左 伊良谷山山頂
 ここまで約1時間
 紅葉まで今少し

 右 これから行く
 烏帽子山、御陵を
 望む

 伊良谷山から
 少し下ると右手に
 石積みが現れる
 かっての放牧の
 名残りという。
 

左 毛無山山頂
 伊良谷山から
 約30分草原の
 山頂に至る。
 

右 毛無山から
 伊良谷山方面
 紅葉までいま少し

左 烏帽子山山頂
 毛無山から30分
 一旦出雲峠に下り
 40分ほど登り返し
 平原のような
 烏帽子山に達する
 ここから大膳原を
 経て吾妻山への
 道も気持ち良さそう

右 御陵(比婆山)を
 望む。
  ブナの純林が
 広がる

左 烏帽子山にある
  溝の刻まれた
  条溝石
  御陵の方向を
  さしていると
  いう

 右 ニシキギ
  (コマユミ?)の
     紅葉と実

左 御陵(比婆山)
 三角点はないが
 柵に囲まれた
 巨石と7本の
 イチイの木が
 植えられた円墳が
 ある。
  伊邪那美命の
  陵墓という。
 
右 古事記の道
 中国自然歩道の
 一部となっていて
 古代へのロマンを
 かきたてる。

左 ブナの倒木に
  ついた茸
 食べられたら
 いいのだが

 右 ブナの純林
  西日本随一の
  ブナ林が広がり
  天縁記念物に
  指定されている
  
 紅葉までいま少し

  

 越原越
 中国自然歩道の一部で
 標識もよく整備されている
 公園センターからは
 伊良谷山、毛無山、出雲峠
 烏帽子山、越原越、立烏帽子
 それぞれへの登山道があり
 体力や時間に応じ様々な
 コースが取れる。

 九州自然歩道のマークは
 カタツムリだが中国は
 カエルだった。

 越原越からブナ林を
抜けると
池ノ段が姿を
現わし紅葉が出迎える。山頂は南北に長く
 展望もよく歩いて
きた全山を望む事が
できる

左 御陵
  この山だけが
 樹林に覆われて
 いる。
   
 右 毛無山と
    伊良谷山
 

 ホツツジの紅葉

 池ノ段は潅木の
 紅葉が鮮やか
 だった。
 ドウダンツツジの
 ようだがどうも
 違う。
 実穂が垂れ下がる
 ドウダンと異なり
 直立している
 あとでホツツジで
 あることを知った。

  池ノ段から
    立烏帽子を望む
      見事な紅葉に満足

  この日は今秋初めての
  西高東低の気圧配置
  北西の風が冷たかった。
  

左 立烏帽子山からの
  展望
  
 右 このあたり
  ブナの紅葉が
 はじまり見事で
 遠路はるばる来た
 甲斐があったと
 いうもの

 紅葉をあとに下山

左 立烏帽子駐車場
 標高1200m、水場、
 トイレが完備
  ここからなら
 立烏帽子まで30分
 比婆山まででも
 1時間10分という

右 公園センターまで
 約1時間の下りだが
 ブナの大木もある
 快適な道。大きな
 団栗が散らばり
 風が吹くたび
 さらに落ちて音を
 たてる。 
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