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≪2003年7月30日〜8月2日
残雪と花の黒部源流の山 黒部五郎岳2840m 三俣蓮華岳 2841m 双六岳 2860m≫ |
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7/30 富山(5:10) = 折立(7:35)−(9:20)三角点−(12:30)太郎平 7/31 太郎平(5:00)−(7:05)北の俣岳−(11:00)黒部五郎岳(11:40)−(14:10)黒部五郎小舎 8/1 黒部五郎小舎(5:00)−(7:20)三俣蓮華−(9:00)双六岳(9:20)−(10:15) 双六小屋(10:55)−(12:00)分岐 −(12:50)鏡平(13:10)−(13:50) 秩父沢−(15:50)登山口−(16:10)ワサビ平−(17:30)新穂高温泉=双六荘泊 |
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左 富山駅 夜行で早朝着 折立行のバスを 待つ 右 入善ジャンボ西瓜 富山特産 17kg 7,650円 |
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左 常願寺川の支流 和田川に沿って バスは行く 右 折立登山口 北陸地方も梅雨明は 宣言されていたが 戻り梅雨、降ったり やんだりの小雨の中の 登山となりました。 今回は兄親子と同行 です。 |
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左 愛知大生遭難碑 1963年1月 薬師岳をめざすが 吹雪で登頂を断念 下山しようとする が尾根を間違い 13人が遭難した。 右 登山口から1時間 大木の陰で休息 |
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三角点を過ぎると 展望が開けてくるの ですが今回は雨の中 花だけが楽しみです。 左 ニッコウキスゲ 右 チングルマ この辺り、昨年は 穂になっていたの ですが今年は いたるところに 咲いていました。 |
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登山口から5時間あまり 12時過ぎに太郎小屋着 辺りを散策しました。 雪渓のワキには アオノツガザクラ 右 ハクサンイチゲ、 チングルマなどが お花畑をなしていました。 小屋は混んでなくて 三人用個室で ゆっくり休めました。 |
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左 太郎平 姪と左足を 山行前に 火傷した兄 右 31日 前日の雨もあがり 青空が広がったが 下界は雨との事。 小屋で高山病の 急病人が出たよう ですがヘリも天気 待ちです。 |
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左 北の俣岳の ハイマツの尾根を 黒部五郎へ向かう 兄親子。 右 北の俣岳 |
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太郎のl小屋から、黒部五郎岳まで6時間、険しい所はありませんが延々と登りが続きます。 |
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さて、山頂まであと 1時間です。 ハクサンイチゲの 花を前に、兄親子 黒部五郎の肩 荷物を置いて 山頂までピストン |
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黒部五郎山頂で 古希記念登山の タオルを広げる兄 雪渓の雪で ギンギンに冷やした ビールで乾杯。 登頂を留守宅に 知らせる姪 右 古希記念の Tシャツを 着る兄 |
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黒部五郎岳の山頂から見た 水晶岳、祖父岳、ワリモ岳、 鷲羽岳の稜線。 稜線の手前の台地が曇の平、 右の谷が黒部源流です。 太郎から三俣蓮華までは 富山と長野の県境を歩きます、 |
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カールから見あげた 岩壁の黒部五郎。 (左) カールには巨石が 散在し羊石群を なし、花も多く 咲いていました。 鷲羽岳と 巨石「雷岩」(右) |
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太郎平から9時間、午後2時過ぎには黒部五郎小舎着、ここはコバイケイソウの群落で知られる所ですが 今年は咲いていませんでした。11年前、三角屋根の小屋だった山荘には木の香も新しい小屋が出来ていました。 梅雨明けもまだだか、人も少なく快適でした。また食事も工夫され品数、味ともご馳走でした。 夜も晴れ上がり、星の多さは驚くほどで、地球大接近の火星がひときわ赤く輝いていました。 |
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左 新装なった 五郎平に建つ 黒部五郎小舎 右 テント場 兄はツェルト泊 夜、寒かったとか |
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小屋を後に三俣蓮華をめざす | モルゲンロートに染まる黒部五郎岳とカール | |||||
三俣蓮華へ 五郎平から急坂を 1時間弱で展望が 開け、朝日に染まる 黒部五郎岳の カールと残雪が 見事です。(上右) 山容はあくまで 端麗です。(左) 薬師岳 (右) 三俣蓮華のカール 越に望む。 とにかく、 その大きさが 目立ちます。 |
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ミヤマダイモンジソウ ハクサンチドリ ミヤマキンポウゲ ミヤマトリカブト | ||||||
双六岳から見た、西鎌尾根と槍ヶ岳 | 鏡平 残念ながら槍穂は雲の中でした。 | |||||
登山口となる左俣との出会い、雪がここまでありました。 | 11時間ようやくワサビ平に着きました。 | |||||
鏡平で泊まる予定のところを小屋も混み合いそうだし ゆっくり温泉にでもということで新穂高温泉まで下る ことにしました。朝、出発して12時間半、17時半に 新穂高温泉に着きましたが、売店もアルプス浴場も 既に閉まっていました。 鏡平山荘で予約した双六荘の出迎えの車で温泉へ 双六荘は温泉もさることながら食事も結構なものでした。 梅雨明け10日をねらって計画した山行でしたが例年に比べ 10日も遅い梅雨明けでしたが、何とかセーフ、おかげで 花と雪と、何より暑くなかったのが幸いでした。 |
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