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  山桜咲く  石割岳  941m   平野岳 895m
  福岡無名山 カラ迫岳 1006m  熊渡山 960.2m 鈴ノ耳納 931.1m
 2008年12月29日 鈴ノ耳納 931.1m 優しい響きを持つ鈴を名に冠した耳納の山
    
2日前の27日、熊渡川沿いに行き滝脇から入ろうとしたが通行止めで断念、今回は十籠から滝河内
    平山を経て基幹林道星野線を行きその支線の登りやすいと思われるところから20分で山頂に達した。
    下りは別の道をとおもったのですが、 右地図の赤が登りに、紫が帰りに歩いた経路です。

 前日の予報では雨でしたが
 9時過ぎにはあがって
 来ましたので用時を済まし
 11時すぎから先日の宿題を
 しにでかけました。

左 基幹林道星野線地図
    支線入口にあった案内
  標識。
が鈴の耳納です
  (クリックで拡大)

右 登山口
  案内板のあった所から
 「この先全面通行止」の支線
 に入り、峠を少し越えた所に
 駐車。ここから登りました。
   

左 谷を登るが倒木、
 イガイガやトゲトゲも
 多く右の尾根をめざす

右 桧の植林地は
 良く手入れされていて
 何の目印か白い
 テープが巻いてある。
  所々に赤いテープも
 あった。

左 鈴ノ耳納山頂
  20分で山頂着。
 三等三角点と少し
 古いけど立派な
 山名標識があった。

 右 東南?は少しだけ
   展望が得られる。
   見えているのは
   熊渡山、カラ迫岳?

左 山頂直下、北側に
  林道が見えたので
  この林道に出て
  半周できるのではと
  林道に下ったのだが

 右 林道から山頂を望む
  間伐、枝打と手入れが
  行き届いている。
  さて林道に出て
 暫くは左に巻くように
 いったのですが、
 尾根を下り始めたので
 頂上直下まで引き返し
 ました。

左 県行造林
  引き返す途中の
  尾根にありました。

右 林道
  下山中左へ左へと
 進んだら眼下に林道が
 見えてきました。
 崖になっていましたが
 草にすがって降り
 右に行って駐車地点に
 戻りました。
 2008年12月27日 熊渡山 960.2m 
  まずは鈴ノ耳納を目ざしたのですが滝脇からの林道が通行止め、熊渡山を目ざしました。
  熊渡山はカラ迫岳からの縦走が一般的だがスーパー林道から短縮登山熊にも人にも会いませんでした。
    登山口(9:15)−山頂(9:35)−(9:55)スーパー林道−(10:05)登山口

左 宝満山
  奥日田林道を行き
  一石峠を過ぎると
 右後方に宝満山、
 古処山、筑後平野が
 望める。 

右 登山口
  林道はここで尾根を
 越えるが越える手前の
 両側、石垣のある
 切通しが登山口、
 広場もあり
 ここに駐車する。
  

左 ヤブこき
  尾根にでたとたん
  倒木とヤブとなる
  この時期はヤブも
  たいした事はないが
  イガイガやトゲトゲに
  帽子がひっかかり
  何回も脱げて
  しまった。

右 境界標があり
  古いながらテープも
  あった。

左 熊渡山頂
  ヤブコキで20分で
  山頂着。帰りは
  カラ迫岳の方へ
  歩くことにした。

右 境界石
 登って来た尾根は
 大分県だが熊渡山から
 カラ迫方面への尾根は
 県境をなし、筑後藩と
 天領日田の境界石が
 残っている。
 これは32番?だが
 割れてしまっている。
 江戸時代に境確定の
 ため設置されたという。

左 登って来た道は
  ヤブ道だったが
  帰りに取った道は
  境界石もあり良く
  整備されていた。
  山頂から10分ほど
  下りl林道の見える
  鞍部から林道に
  下る。赤いテープも
  あった。

 右 下山道から
   林道が見える。

左 下ってきた道
  下山地点から
  尾根を望む

 右 登山口の案内
   良く見ると
  登山口の案内が
  あった。
   良くわかるように
  赤テープを巻いて
  おきました。
 2008年4月20日 石割岳 941m  平野岳 895m  やまびこ会オフ会

左 星野村憩いの森
  展望所駐車場 9:30
  みなさん勢ぞろいです

右 駐車場を10:00に出発
  芽吹き始めたばかり
  風も爽やかでした。
  ミツバツツジ、
  ミツマタなどの花が
  咲いていました。

左 舟つなぎ岩
 古代人が飛行船に
 乗って来たとき?
 この岩に繋いだ
 のでしょう。
 このあたりには
 こんな伝説がある
 ようです。
  
右 やまびこ会一行
  手前の白い茸の
  生えた木は
  枯れた山桜です。
  

左 山桜
 かろうじて生き残り
 花をつけた桜
 
右 登山者で賑わう
  山頂
  子供会の登山の
  ようです。

左 釈迦岳を望む
 この日は空気も
 澄んでいて
 雲仙まで展望
 できました。

右 カラ迫岳
 星野村の最高点と
 わかり、山名は
 公募されたのだ
 そうです
 こうして見ると
 結構立派な山です
 
 この日が山開き
 だったとか
 

左 平野岳を
  眼下に望む
 急坂を下り
 登り返す

右 平野岳山頂
  三角点は
  ありません
  後方が石割岳

左 日向神ダム
 右上の平らな山は
 広川原だそうです
 アンテナが林立
 しています

右 石割岳
  植林地の横の
  急坂を下って
  来ました。
  帰りは鞍部から
  左にまきます。

左 ミツバツツジ
 登山口では
 ミツバツツジが
 咲いていました

右 シャクナゲは
 咲き始めたばかり
 です。

左 展望広場からの
 石割岳

右 石割岳2001年

左 石割岳1997年
 かってはこんなにも
 花でおおわれたのですが
 年々枯れて行き、上のように
 なってしまったとの事です。
 2004年5月8日 カラ迫岳 1006m
   通常の地図には山名がなく福岡県無名山で素晴らしいと紹介され、山渓の新版福岡県の山にも収載された、
   星野村の最高峰、カラ迫岳に登りました。

 星野村役場から
 県道57に入る。
 熊渡橋を右に見て
 渡らずに直進し、
 案内に従い、
 橋を渡り、山口
 集落に至る

 熊渡橋に右、
 カラ迫岳の案内が
 あるがこれは、
 県境から登る道で
 面白みがないとの
 こと。
 

 茶畑の広がる集落に
 入り、十字路を右に
 行き舗装の途切れる
 前の広場に駐車、
 案内に従い林道を
 歩く。
 
  沢には幾つかの
 石積みが見られる。
 砂防のためだろうが
 苔むして自然に
 なじんでいる。

  沢を右に見て
 登ると直ぐに
 金山の縦坑跡が
 あり、さらに
 ザレ場を登ると
 横坑が現われる
  鯛生金山と
 同じ金山跡で
 ある。

  尾根に出ると
 国境石がある。
 これは74番

 尾根筋にはホウチャクソウが咲いていた。
 
  カラ迫岳の山頂付近には
 約5kmの県境区間に約70本の
 境石が番号順に並んでいる。
 1758年頃久留米藩と天領日田と
 の間で金山の利権争いからその
 国境に設置されたとされたもの
 だという。
  平成9年、
 「旧久留米藩・天領日田国境石」
 として福岡県の文化財に指定
 されたが、壊れたものも多い
 ようである。
  石本体に番号がついており
 欠番はあるものの1番から
 76番まであるという
  右の写真は72番
   「従是北筑後國」のうち
 従是北筑まで確認あとは土の中
  


 尾根の大岩から見た
 カラ迫岳

 右
 狭いカラ迫岳山頂
  カラ迫岳という
 山名は国勢調査で
 村内の最高峰で
 あることが判明し
 名前を募集し
 命名されたという。
  山頂には
 「唐迫岳」の標識も
 ある。

 左
  山頂から見た
 釈迦・御前岳
 山頂からの展望は
 360度、石割岳
 平野岳も望める

 右
  大分県側の
 直下にはスーパー
 林道が来ている
 ここからなら
 山頂まで30分
 とのこと。 


 幻の滝の標識に
 つられ谷に
 水量は多く
 なかったが
 落差のある滝が
 あった。
 あとはそのまま
 沢を下った。
 右
  星野は茶摘の
 季節、あちこちで
 茶摘のエンジン
 音が響く、日本の
 玉露の半部以上を
 産するという。 
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