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    ≪2006年7月30日〜8月2日 ≫
     烏帽子岳2628m 野口五郎岳2924m 水晶岳 2978m 美ヶ原 2034m
      15年前の水晶岳は雨の中、13年前の裏銀座は雨で烏帽子岳はす通り、今回は前日までの梅雨もあけ
     北アルプスの展望と花を楽しみました。
7/28 新門司(20:30)=阪九フェリー= 7/29 泉大津(9:00)=桔梗ヶ原=(16:30)葛温泉「仙人閣」
7/30 葛温泉=高瀬ダム(6:15)−三角点(9:20)−(11:00)烏帽子小屋−(12:20)烏帽子岳
7/31 烏帽子小屋(5:30)−三ツ岳−(8:30)野口五郎小屋−(9:00)野口五郎岳−(11:00)東沢乗越−(12:00)水晶小屋
   (12:30)−(13:20)水晶岳−水晶小屋
8/1 水晶小屋(5:30)−(6:10)東沢乗越−(7:35)真砂分岐−南真砂岳−(10:25)湯俣岳−(12:30)湯俣温泉(13:05)−
   (13:20)噴湯丘湯俣温泉(14:10)−(16:50)高瀬ダム=葛温泉「仙人閣」
8/2 葛温泉=扇沢=黒四ダム=扇沢=ワサビ園=美ヶ原ホテル−王ヶ頭=ホテル
8/3 美ヶ原=小諸=白樺湖=霧ヶ峰=和田峠=岡谷IC=泉大津(20:10)= 8/4(8:10)新門司     
 
左 阪九フェリーで
  泉大津へ


右 泉大津から
 信州へ、途中
 五一ワインで
 一升瓶ワインを
 買って車に
 1日目
左 高瀬ダム
 七倉からは特定
 タクシ−で入り
 ダムのえん堤を
 通りトンネルを
 抜けつり橋を渡り
 登山口に向かう

右 三大急登の一つ
  ブナ立尾根に
 取り付く。
 三大急登
  他の2つは
 甲斐駒の黒戸尾根
 谷川岳の西黒尾根

左 烏帽子小屋
  小さな小屋で
水は天水、
韓国の団体も
泊まっていたが
混みあうという
ほどではなかった

右 三ツ岳
 烏帽子岳への
道からキキョウの
  花越しに望む。
 砂礫のなか、
 イワキキョウと
 コマクサの群落が
  迎える。

左  白いコマクサ
あるとは聴いて
いたが実際に
見たのは初めて
だった。

右 烏帽子岳へは
  ニセ烏帽子から
 一旦下る。
ニセ烏帽子からの
展望もよい。
左より、五色が原、烏帽子岳、立山
   

 烏帽子岳小屋から40分
 最後は鎖を伝って
 狭い山頂に至る。

 後立山を望み、特に
 針ノ木岳の姿は岩塊を
 なし圧倒的だった。
 眼下には四十八池と
 呼ばれる池溏が点在し
、花が多いという。
  登山者は少なく、
 烏帽子の山頂には
 誰もいなかった。

左 小屋の窓の外には
  絶景が広がる。
 



右 小屋の前から
   望む入日
 

 2日目

左 小屋をあとに
   水晶岳へ

右 夜明け
テント場から見た
ひょうたん池に映る
表銀座縦走路
左端燕から大天井

左 水晶岳
 三ツ岳付近
 から
 
 三ツ岳付近の
コマクサ群落は
北ア随一かも
 知れない。


 野口五郎小屋
小屋は小さいが
山頂まで30分。
 

 野口五郎から見た水晶岳。
カールを持ち、双耳峰をなす。
尾根の左端に水晶小屋がある。
右の尾根は赤牛岳へいたり、
よみうり新道を通り、黒部ダムへ通じる。

手前の池は東沢カールの底にある
野口五郎池。北アルプス最奥の山から
登った山を望むのは楽しい、燕、大天井、
常念、穂高、鎗、鷲羽、薬師、立山、剣、
白馬、五竜、鹿島鎗、針の木
  そして昨日登った烏帽子、そして
今から登る眼前に広がる、水晶岳の
パノラマを楽しむ。


左 野口五郎岳山頂
槍ヶ岳を背景に
広々とした山頂
だが展望は抜群


右 羽を両側に
 広げたような
 堂々とした
 姿の鷲羽岳。

 真砂岳まいて
 東沢乗越に下る
 お花畑あり、
 岩場ありの
 1時間半
  

左 お花ばたけ
 ハクサンイチゲ
シナノキンバイの
群落が広がる

右 東沢乗越の
  お地蔵さんの
 前に降る雨は
 信濃川へそそぎ
 後ろの雨は
 黒部川へ流れる
 水晶小屋まで
 1時間の急坂が
 待っている。
左上 オダマキ   上中 高度も高くなりチョウノスケソウも姿を見せる。チングルマに似るが葉の形が異なる。
                  上右 イワヒゲ

左下 イワウメ           中下 コゴメグサ      右下ハクサンイチゲとシナノキンバイ

 
左 小屋から40分の
   水晶山頂に、
   狭い山頂には
   他にひとり
   いただけで
   静かなもの
    岩のなかに
  水晶を探した。
  確かに水晶があった


 右 水晶のカールと
   表銀座縦走路。

 北アルプスで
 一番小さい小屋
 水晶小屋。
  展望は北ア随一
 久しぶりの晴天に
 どこも布団干中、
  こうして見ると
  野口五郎岳も
 リッパな山だ。

3日目
 二畳に3人だった
 小屋の鐘をならし
 霧の中を出発

 
真砂岳分岐まで
2時間、来た道を
引き返し、湯俣へ
下る
 夜半屋根を打つ
 雨音に、好天も
 これまでかと
 思ったが、
 2時間もすると
青空がのぞいき
9時過ぎには晴れ
上がった。
 

左 お花畑


右 鷲羽岳
 南真砂岳から
 望む。

 槍ヶ岳と西鎌尾根
 右端の雪渓の見える
 鞍部に双六小屋がある。
 手前は硫黄山。
 この硫黄のため湯俣川には
 イワナがすめないという。

左 湯俣川
 かって、この谷に
 沿って、
三俣蓮華小屋まで
伊藤新道があったが
今は荒れて通れない

右 湯俣温泉の
  噴湯丘。

左 足湯
いたるところから
温泉が湧いていて
川の水と混ざるよう石を並べたが、
なかなかうまくは
 いかなかった。


右 高瀬ダム堰堤を
 下る。
 
今回は車で来たので
黒部ダム、美ヶ原、
霧ヶ峰も訪ねた。

左 黒部ダム


右 ダムの放水


左 美ヶ原牧場

右 アンテナの林立する一角にある三角点 王ヶ頭、百名山のひとつとなっている

  美ヶ原の夜明け
霞んでなければ
北ア、八ヶ岳、
富士山が望めると
いうが、この日は
幻想的な霧の中に
わずかに富士が
望めただけだった。
 ここも百名山

右 霧が流れる中の
 美ヶ原ホテル
 山本小屋。
 ここに宿泊した。夕食はジンギスカンでした。  


 ニッコウキスゲの
 咲く霧が峰、
 ここも百名山

 右 八島湿原
  アザミの歌の
  歌碑がある
  広大な湿原が
  広がる。
  
 烏帽子の小屋も水晶小屋も小さいだけに込み合うのを心配したが、梅雨が明けたばかりだからなのか、
 もともと人気がないのか静かな山行を楽しめた。残念ながら何処の小屋にも生ビールはなかった。
 これでも百名山かと思われる、美ヶ原と霧ヶ峰にもいき美ヶ原に泊まり、日の出前に見た霧の流れは
 幻想的だったし、霧ヶ峰のニッコウキスゲも見事だった。
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