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《2000年7月 白山  8月 御嶽山》初のデジカメ山行
 花の白山へ (別当出合1260m − 室堂2450m − 御前峰2702m   標高差1442m 6時間)
 
7/19 久留米(18:37)=新大阪=(北国寝台)=(4:02)金沢
7/20 金沢(5:30)=別当出合(7:40)−(8:20)中飯場−(9:05)別当覗−(9:50)甚ノ助ヒュッテ−(10:20)分岐−
   (10:40)エコーライン−(12:10)室堂(12:45)−(13:30)御前峰−紺屋池−碧ヶ池−皿ノ池−百姓池−(15:05)室堂
7/21室堂(3:50)−(4:25)御前峰−(5:35)室堂(6:35)−(7:20)アルプス展望台−(8:10)南竜山荘(8:35)−分岐−別当覗
   −(10:15)中飯場−(10:55)別当出合(12:30)=(14:50)金沢

 
20日
 海の記念日に山へ

 別当出合から登り
 2時間、展望の開けた
 甚ノ助ヒュッテで
 ひと休み。
 別山が大きい(左)

 花と例年になく多い
 雪のエコーラインを
 登って室堂に至る
  右、白山と白山神社
 白山の魅力の一つに花の多さがある、ハクサンの名を冠するものも多い。

  ハクサンコザクラ

 ハクサンフウロ

 イワカガミとチングルマ

 クロユリの群落があちこちに
アオノツガザクラ    イワヒゲ            タカツメグサ

 室堂には宿泊所が
 あり大勢が宿泊
 できるが
 ビジターセンターが
 工事中でこの年は
 自炊であった。
 (右)

 登頂の途中から見た
 別山
 

左 御前峰山頂


右 油池
 山頂直下には
 いくつもの池がある


左 油池と
  アオノツガザクラ



右 血の池





    御前峰からみた大汝山    

左 ご来光
 翌朝太鼓の音と共に
 再度御前峰へ


右 イワカガミの
 大群落

 室堂をあとに
 アルプス展望台へ
 

(左)御前峰を望む


 コバイケイソウと
     別山(右)



 朝もやに白山の影が
 のびる(影白山 下)

 例年にない豊富な残雪、咲き誇る花々、北アより登る御来光。
 大満足の山行でした。
 別当出合いで身支度をし出発、吊り橋を渡りホタルブクロ、
 シモツケ、ササユリを見て中飯場へ、別当覗きを過ぎると花も
 多くなりマイヅルソウ、岩カガミ、サンカヨウ、エンレイソウが
 現れ、さらに登るとニッコウキスゲ、シオガマ、テガタチドリ
 ミヤマキンポウゲを見て、残雪のエコーラインへ、雪の急坂を
 苦労して登るとチングルマ、コザクラ、ツガザクラの群落が
 現れる。室堂に至り休息。
 ビールを飲んだのが利いたのか息もたえだえに山頂に立つ、
 遠望はきかないが眼下の池と大汝の残雪が見事。池へ下ると
 池の周辺はアオノツガザクラ、チングルマ、イワカガミの
 大群落。
 疲れで消灯前に眠りにつき、翌朝、太鼓の音と共に再度山頂へ
 見事な御来光を見る、剣、鎗、穂高、乗鞍、御岳を展望。
 アルプス展望台を経てコザクラの咲く、南竜ヶ馬場へ至る。
 あとはただ下るのみ。 標高差1400mは結構な登りでした。
 信仰登山の列にまじって御嶽山、日帰り登山
  
(王滝口 田の原2180m − 剣ガ峰3063m 標高差900m 2時間40分)
 8/4(金) 久留米(17:17)= 8/5(土)(2:33)木曽福島(3:30)=(4:50)田の原(5:00)-九合目(6:30)-(7:00)王滝頂上-
     (7:40)剣ヶ峰-(8:15)二の池-(8:35)賽ノ河原-白竜避難小屋(9:20)摩利支天-(10:00)白竜小屋-二の池-
     まき道-(11:00)王滝頂上−(12:30)田の原(13:00)−木曽福島=名古屋 8/6(日)=久留米

 
御岳は富士と並ぶ
 信仰の山、白装束の
 老若男女が多い

 
 
右 九合目 
   王滝頂上まで
   あと少し


 
  
 
王滝頂上から望む
 剣ヶ峰
 水蒸気をあげて
 いるところも

 有史以来、噴火の
 記録がなく死火山と
 思われていたが
 1968年噴気活動が
 あらわれ、1979年
 水蒸気爆発を起こし
 死火山、休火山と
 いう分類をなくす
 きっかけとなった。

 2014.9.28にも噴火

左 王滝頂上2936m
  これから登る
 剣ヶ峰を背に


右 剣ヶ峰 3067m
  登山者で賑わう
 剣ヶ峰神社御嶽頂上
   

左 剣ヶ峰にて

 
右 王滝頂上
   剣ヶ峰から
  見下ろす

左 二ノ池
  日本最高所の池
 剣ヶ峰から見た
 ニの池と飛騨頂上
  奥にうっすらと
 見えるのは乗鞍岳


 右 二の池の
   お地蔵さん
 まだ雪が残っている
 
左 賽の河原
  お地蔵さんが
 林立する、ここは
 立ち止まらずに
 歩かねばならないと
 いう


 右 三の池と
   飛騨頂上
   奥は乗鞍岳

左 コマクサの群落



右 摩利支天から
  望む剣ガ峰
 コマクサ越しに

左 摩利支天にて
  2959.5m

右 飛騨道と
  飛騨頂上


 山頂を振り返る

 連日の山からのTV中継に、2週間前白山に登ったばかりなのに
土日で行ける所にと御岳へ、夜行で木曾福島まで行き暗いうちに
バスは出発、途中で日の出となる。王滝登山口となる田の原には
白装束の人も多く山頂の山小屋の灯りも見える。樹林帯を過ぎ、
登りも急となり振返ると雲海の上に中央アルプスが望め、眼下には
登山者の行列が続く。幾つもの石仏を見て王滝頂上へ着く、休息の
のち八丁ダルミを経て剣ガ峰に至る。ここにももりっぱな社があり
たくさんの人々であふれ、眼下の二の池越しに見る乗鞍岳が見事。
二の池を過ぎると少しずつ花も増えチングルマ、キキョウを見る。
賽ノ河原に下り白竜小屋へ登り返し摩利支天へ至る、摩利支天から
眼下に望む三の池の青さ、乗鞍岳、飛騨頂上へ続く道コマクサ越しに
見る剣ヶ峰と継母岳が見事だった。摩利支天は登る人は少なく静かで
花も多く楽しめる山でした。         撮影 CP-800

 2014.9.27 正午前
 突然噴火、水蒸気爆発というが、火山灰や噴石を噴上げ、頂上近くで噴石を受けた多くの人が犠牲になった。
 紅葉の季節、天候も良かったのが災いしたのだった。


 山頂にあった石像も 噴石の直撃を受けて 首がなくなっている
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