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   シャクヤク咲く 天主山 1494.1m          
 ≪2013年5月18日≫ 椎矢峠から山頂へ  参照 脊梁地図
 
午前中、白鳥山と時雨岳に行ったが、やや期待はずれ、明日の日曜日は雨の予報というわけで、椎矢峠まで移動、
 午後からとはなりましたが天主山にでかけました。5月5日には内大臣小松神社から登りましたがシャクヤクは
 この時はまだ蕾、その時のリベンジでもありました。
同じコースを10年前に歩いた時のレポートも付けておきます
  駐車地点(8:25)−登山口(8:30)−(9:00)平清経住居跡−群落地−(9:37)白鳥山−(10:48)時雨山−(11:222)登山口
 −白鳥山登山口(11:30)=(11:50)尾前=椎矢峠(12:40)−荒廃林道分岐(13:10)−(13:50)群落地−(14:25)天主山(14:35)
 −(15:30)廃道−(16:20)椎矢峠  山行時間は7時間弱でしたが移動時間は10時間ほどかかりました。 

左 椎矢峠
  椎葉尾前から
 悪路を40分
  峠に車はなく
 内大臣からだと
 いうバイクが1台
  落石は多いが
 車も通れるだろう
 という事だったが

右 めざす天主山
  結構ありそう
 です。椎矢峠は
 標高1440m、
 天主山は1494.1m
 ほぼ水平だが

左 崩壊林道
  かっては
 スズタケを
 分けながら車が
 通れたが
  
右 三方山登山口
  三方山は
 向坂山への
 分岐となる

左 廃道わきのブナ
   左下に見事な
 ブナ林が続く

右 ブナの幼木
  芽生えていたが
 鹿に食べられない
 よう、ガンバレと
 声をかけたくなる

左 遠見山分岐
 荒廃林道がここで
 分岐、ここは左に
  道は殆んどが下り
 石灰岩の多い所には
 トリカブトが
 群落をなす

右 めざす天主山
  結構ありそう
 

左 ドリーネ
  廃道の右、尾根側に
 あったドリーネ


右 石灰岩
  トリカブトが繁り
 尾根からの展望も
 よさそうだったが
 今回はパス
  秋、内大臣林道が
 通行できたらぜひ
  訪れたいものです。

左 荒廃林道終点
  古タイヤや
 ワイヤーが散乱
 している

右 ブナ
  このあたり
 ブナ、モミの
 大木の森と
 なっている
 ここから登山道と
 なる、よく踏まれ
 まばらだがテープ
 がある。

1514m峰をまく
  このあたりも
 石灰岩、
 シャクヤクも
 あるが散っていた」

右 展望峰
  所々展望のいい
 岩場がある、

左 椎矢峠と高岳
  時折バイクの
 エンジン音が
 聞こえる

右 天主山へ
  ここから一旦
 鞍部に下る

左 シャクヤク
  日当たりの
 良い所では
 終わっていたが

右 群落
  ここの群落は
 規模が大きい
  壮観の一言です
   

左 鞍部広場

  ここにもある
 のだが、

右 展望岩
  やっぱり登って
 みる
 

山頂へ
 石灰岩の尾根を
 行く
  

右 ヒゴイカリソウ
  2週間前は何輪も
 咲いていたのに
 既に実になり
 咲いていたのは
 これだけ

 シャクヤク群落
 前回は蕾だったが 見頃を迎えていた。
 蕾のものも少し

左 今や見頃です
  午前中は白鳥山、
 午後は天主山、
 欲張りすぎとは
 思いましたが
 満足です。

右 山頂
 福岡のアスナロ会の
 団体さんで賑やか
 でした。
  山名標は白鳥山
 時雨岳にも同じ
 ものがありました

左 尾根
  明日は雨だとか
 貴重な青空です

右 来た道を振り返る
 
  4時間弱の山行
 でした、帰りは
 悪路を尾前に下り
 ダム沿いの狭い
 カーブの多い道を
 椎葉まで行き
 五ヶ瀬経由で家へ
 4時間の運転が
 待っていました。
  内大臣へ下る
 勇気はありません
 でした。
  2週間前の天主山 2013年5月5日                  目次に戻る
参考 10年前、2003.5.10の天主山   内大臣林道もそれほどあれていず椎矢峠までマイクロバスも来ていました。

 左  椎矢峠
  ここまで久留米から3時間、
  途中の 国見岳登山口にも
  多数の車がありましたが
  ここも 満車です。 
 
  右
   峠から望む天主山
   道はほぼ水平で
   往きも帰りも
   時間は同じです

 左
   荒廃した林道を
   40分ほど歩く。
    
スズタケも健在です
  右
   三方山への分岐
   荒廃林道は
   ずっと先まで続く
    
標識もまだ立派です
 

 

 

 左
  めざす天主山を望む。

  右
   椎矢峠方面を
   振り返る。

   登山道は
   笹も切り払われ
   歩きやすかった。
     
登山道以外は笹に
   蔽われていて見通しも
   よくありませんでした

 
 左
  シャクヤクの群落を 行くフリッツ
  シャクヤクは 石灰岩を好むらしく
  石灰岩が目立つ
     
フリッツは15年の天寿を
   全うしました

  右
   ウスバアオイ?の花
    (薄葉葵)
   とにかく、ここのシャクヤクの多さは九州一というのもウソではないだろう。登山路の脇、山頂周囲とシャクヤク畑を行く感じで、
   しかも見頃とくればいうことなしです。 (左 クリックで拡大)
   この山域にはないが、高千穂野にはベニバナヤマシャクヤクがあるという。
   ニリンソウ                    石灰岩の尾根道                    樹間の山頂 .スズタケに囲まれています
 この山にはヒゴイカリソウもあるとのことですが
 今回は終わっていたのか会えませんでした。
 内大臣橋から未舗装の道を1時間、椎葉村と
 矢部町の峠、椎矢峠に着きます。
  峠には駐車場といえるほどのものはないので
 道路の広い場所に停める意外ありません。
  長崎からの団体登山など四台のマイクロバスが
 駐車、運転手は車内で待機、他の車が出るたびに
 移動していました。 
 かっては、ヤブが濃く一般向きではなかった
 とのことですが、 笹は刈払われ、ご多分にもれず
 中高年の団体登山で例の調子のにぎやかでした。
 山頂下まで内大臣から林道が延び、そこからだと
 登り40分だそうです。
 山名の天主山の由来は何かキリシタンと関係が
 ありそうですが定かではありません。

 
椎矢峠からのコースは内大臣林道が通行困難なことも
 あってあまり使われてなくなり、鮎の瀬からのコースが
 主流となっていますが、内大臣から小松神社経由も
 お勧めです。
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