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     ≪ 馬口岳 1435m  江代山(津野岳) 1607m ≫
 2008年9月27日 九大演習林の境を歩く       
 市房山から望む江代岳はあの山は何だろうとたずねずにはいられない姿を見せる。
 わずかとはいえ1600米を越える標高は九州では貴重な存在だ。そんな山にいつか登らねばと思っていたが
 馬口岳からの道もあると聞き登ることにした。球磨川の源流橋近くでヤマメ釣りの兄らと合流、キャンプの後
 早朝出発、不土野峠の手前から川の口に出るつもりが林道崩壊通行止のため椎葉ダム経由で川の口に行った。

  球磨川源流橋(6:15)=不土野峠(7:15)=林道川の口線通行止=不土野峠=椎葉ダム=川の口=
  登山口(9:15)−(9:45)1254米地点−(10:15)馬口岳−(10:25)見晴岩−馬口岳(10:40)−
  最低鞍部(10:50)−(11:20)1558米地点−(11:50)江代岳(12:20)−(14:25)登山口  
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左 球磨川源流橋
 ヤマメ釣りの
 兄らと合流し
 ここでキャンプ
 しました。
  夜は降る様な
  星空でした。
 

右 マナイタ上の
    ヤマメ

左 馬口岳登山口
  川の口から
 案内に従い林道を
 行く路面も悪く
 ススキに覆われて
 くる。かまわず
 進むと広い林道と
 合流する。
地図2

右 伐採作業中
  林道を奥まで
 行ったら伐採中で
 作業の邪魔に
 ならないよう
 手前に駐車した。

左 杉林の中を
   尾根へ

右 九大演習林境界標
  尾根に出ると
 標識が表れるので
 この標識に沿って
 江代山まで
 歩いた。
  コース全てが
 自然林の快適な
 道だった。


左 境界標は
 石柱、木杭、
 プラスチック等
 様々でそれに沿って
 2-3米の幅で切り
 払われている。

右 1254米地点
  ここまで30分
  ここから登りも
  緩やかとなる。

左 市房山
  尾根から望む
 霞んで今ひとつ

右 馬口岳山頂
  三角点はないが
 御影石の立派な
 山頂標があった。
 

左 馬口岩
  山頂から西へ
 少し下ると
 露岩があらわれる
 手前の岩は平で
 広く奥の岩からは
 展望がよく眼下に
 川の口が望める。
 岩場に蕾を着けた
 ヒカゲツツジが
 あった。
 
 右 江代山への尾根
  江代山は
  ピークの陰で
  見えなかった。
     

左 鞍部へ
  馬口山頂から
 南へ急坂を下る。
 
右 最低鞍部
 ブナ、ヒメシャラ
 など自然林が続く
 この切り分けの
 左側が九大の
 演習林で自然の
 ままにしておくの
 だという。
  許可なく
 立入禁止
 一木一草持出禁止

左 黄葉も始まる

右 1558米地点」
  最低鞍部から
 30分、ここまで
 登って来ると道は
 ほぼ水平となる。

左 尾根の倒木
  倒木も多く
 道をふさぐが
 広いので
 まいて進む。

 右 ナナカマド
  実が赤くなり
  紅葉も始まって
  いた。

左 尾根
  草原の道
  九州大学の境標
 この新しい境標は
 プラシチック製
 だった。

右 入山心得
  演習林内の
 通過にも
 許可証が
 必要との事

左 江代山
  左側は演習林
 右側は直下まで
 林道が来ていて
 伐採がすすみ
 展望がよい。
 
右 山頂
 古びた木段を
 登って山頂に
 達するが山頂の
 南側は木が茂って
 展望はない。

左 観測所跡
  登る途中に
 マンホールがあり
 ケーブルあり
 高圧危険などの
 注意書きがあったが
 ここに観測所が
 あったとのこと
 今は石組みだけが
 残り北面の展望が
 よい。
 
 右 林道
  北側は朴の木原から
  直下まで林道が
  来ているが入口は
  施錠してあるという
  気になっていた馬口岳と江代山の二山に登れて満足でした。杉尾根から先は九大演習林の境標に沿って歩くが防火帯かと
 思われるほどの広い道、危険な所もなく豊かな自然を満喫でき、1558米から先は明るく時に展望も得られる散歩道だった。
 登山口までが遠いという難があるがお奨めします。帰りは飯干峠、湯山峠を経て湯山温泉にでました。
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