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 五家荘の山 茶臼山 1455.5m 上福根山 1645.3m 北山犬切 1621m  
 2008年5月25日 茶臼山 上福根山 北山犬切 
  五家荘の山のうち未登だった茶臼山と北山犬切に登りました。岳の殿屋敷跡を見てさらに
  林道三叉路まで車で行き駐車、右の林道を終点まで歩き、杣道に入り尾根に出ました。
  往復7時間強でした。シャクナゲはもう終わりですがブナが見事でした。
 参考 岳駐車地点(7:10)−林道終点(7:55)−尾根ネット(8:05)−稜線(8:35)−(8:45)茶臼山−
    (9:45)上福根山(10:10)−前福根(10:50)−(11:10)山犬切(11:45)−(12:45)上福根−
    (13:20)展望地−分岐(13:40)−ネット−杉林−(14:20)林道−(14:30)駐車地点
                                (地図 クリックで拡大)

左 林道入り口

 右 落石
  昨夜の雨で落石
  何とか動かして
  通りました。
   前日雨の中を
  鷹の巣山に登り
  帰りに登山口を
  確かめていたの
  ですがこれは
  予想外でした。

左 岳入り口
 広域林道を行くと
 右に急坂の
 舗装路がある
 

 右 岳の廃屋?
  2軒あるが
  共に無人の
  ようだった。

左 殿屋敷跡
 平家の落人の
 館でもあったの
 だろうか

 右 林道三叉路
  ここの広場に
  駐車右の林道を
  歩いた。

左 鹿よけネット
 林道はジグザグに登るのでネットを6回通過した。
  この林道は自然林の道で気持ちよい
 帰りに下った道は
杉林のなかで風情もなかった

 右 林道終点
  奥のほうでは林道も荒れ果て終点にポールが立ち杣道への入り口がある。

左 杣道
  木段もあり快適な道
  
 右 尾根のネット
  伐採地に出ると杣道も明確でなくなり左上の尾根をめざす。
 鹿よけネットがありネットに沿って歩く。
白いのは鹿の骨

左 ネットを開けて
  尾根を稜線に
  向かう
  ところどころ
  わかりにくいし
  濡れた笹で
  びしょ濡れに
  なった。
  テープも標識も
  ないが迷う事は
  ない。

 右 尾根から
    蕨野山と
  大規模林道を
  望む。

 左 尾根分岐
  尾根に出ると
  古ぼけた
  標識がある。
  縦走路は笹も
  少なく所々には
  テープもある
  
 右 茶臼山山頂
  分岐から10分
  茶臼山に到着
  樹林のなかで
  展望はない
  

左 縦走路
 分岐に戻り
 上福根に向かう
 縦走路は稜線の
 北側を行く
 快適な道

 右 ブナ
  ブナの大木が
  見られる。

左 樅木分岐
 このあたりから
 シャクナゲの
 大群落となる

 右 シャクナゲ
  残念ながら
  今年は極端に
  花付きが悪い
  
  

左 上福根山
  石が重なり
  陽だまりと
  なっている。

 右 ブナ林
  上福根山から
  山犬切をめざす
  ブナ林が
  気持ちよい。

左 バイケイソウ
 蕾が着いていた

 右 ブナ
  倒れたブナも
  多く所々道を
  ふさぐ。


左 前福根山
  下福根、中福根を
  経て前福根に達する
  明るい山頂で
  展望も得られる

右 北山犬切?
 地図上の1621m地点
 樹林のなかで展望はない。
 三角点はないが?
 ここで昼食とした。

左 北山犬切と
  前福根を望む
 上福根山の
 途中から

右 国見岳方面を
  望む
 展望地から      

左 縦走路は尾根の
 北側を通り展望が
 ないので開けた
 所で尾根に上って
 みた。そこには
 ワイヤーが放置
 され山犬切、積岩
 のパノラマが
 広がった

右 岩宇土山
  右下の木のない
 ところが福寿草
 群落地、滑り台の
 ように見えるのが
 崩落地

左 尾根のネット
 帰りは
 この右側を下り
 杉林のなかの道を
 くだった

右 杉林にあった標識
 途中作業林道を
 横切ったが
 道がわからなく
 なり、そのまま
 下り藪こきで
 三叉路近くの
 林道にでた。

 北山犬切の山頂は? 
地図参照
 この標識は山頂標識ではなく分岐標識だという
 御指摘を受けた。北山犬切の文字の右の赤い矢印
 (青枠内)が消えているのだという。
 山頂標識は東三百米の岩稜の上にあるという。
  「九州脊梁の山山」では地図上の1621mは
 1610mの台地で岩稜が1621mと記載されている。
 この岩稜からは展望もえられるという。
 今回の山行ではその岩稜には行かなかった。
 宿題を残した気分である。
 
 2002年3月2日 昨年、雪のためリタイアした岩宇土山に再挑戦、上福根山まで足をのばしました。
参考 久留米(5:40)=広川IC=松橋IC=(7:30)大通峠=(8:00)五木頭地=久連子平岩(8:30)−(9:30)福寿草
   −(9:45)鍾乳洞−(10:10)岩宇土山−(10:45)林道−(11:15)上福根山(11:30)−(11:50)林道−(12:10)尾根分岐
   −道に迷う−福寿草群落地(12:45)−(12:50)登山道−(13:05)谷−登山口(13:45)=(14:15)頭地(14:45)=
   大通トンネル=(16:05)松橋IC=広川IC=自宅(17:30)

 久連子荘の上から
 尾根にとりつく。
 急登1時間で
 山の神にいたり
 さらに10分で
 カルスト地形となり
 福寿草があらわれる


 蕾もあったが
 すっかり伸びきって
 ていた。

   


左 途中で見た
  鍾乳洞。
  久連子鍾乳洞


 尾根筋には結構
 自然林があり
 ブナの大木も
 見られた。

  展望のない岩宇土山をあとに尾根をしばらく行き、一旦植林地を下る。
  オコバ谷へ下る道を左に見てさらに登り道が平坦になると樅木からの林道に出る。
  広場もあって格好な休息所、福岡からの4人が休んでいた。
   右上 樅の木と林道(九州一高い車道の峠、犬切峠1510mを越えて来た林道だが現在は通行不能という)

 林道を横切りブナの
 尾根を登ると、
 シャクナゲが現れる
 残念ながら蕾は少く
 今年の花は期待でき
 ない。

 左 
 ブナとシャクナゲ

 右 上福根山山頂
  山頂は樹間の中で
  展望はない。
 

 さて、帰りはオコバ谷へと思ったが、途中で道を失い、
 しかたなく植林地を兎に角斜めに下る。道が分からないまま
 自然林を下る。そこは迷った心細さを忘れさせる別天地、
 花を踏まないように歩くのにも苦労する台地広場の福寿草の
 群落地だった。曇り空ながら結構花は開いていた、ただ茎も
 伸び盛りを過ぎたのものも多かった。
  あとは登山道に出てオコバ谷に下る。
 下る途中から雨が降りだす。しかし、幸せでした。
 
 
 登山口へ戻り
 山帰りや釣り帰りで
 賑わう子守唄公園の
 温泉で汗を流し
 帰途に着きました。
 
  右 久連子鶏
    天然記念物
    だそうです
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