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    岩木山 1625m 八甲田山 1584m 白神岳 1232m
 ツアーで青森県の上記三山に登った。紅葉は遅れていて今一つだったが、岩木山では360度の展望を、八甲田では
 湿原の紅葉を、白神岳では世界遺産となっている広大なブナ林の一端を歩くことが出来ました。
1日目 ≪2010年10月1日≫ 八合目駐車場から岩木山山頂へ 
       岩木山八合目(13:40)−(14:20)避難小屋−(14:50)岩木山(15:15)−(16:30)八合目
    福岡から青森までは遠い、かっては直行便があったのだが、今回は羽田乗り継ぎで約5時間を要した。
    空港到着後、バスから見える紅く色づいたりんご畑にああ青森にきたのだと実感しながら岩木山麓へ
    岩木スカイラインを八合目まで行き、その日に岩木山に登ることができた。      

左 岩木神社
 津軽の名峰岩木山は
 独立峰だけあって
 その広い裾野を持つ
 姿、形は素晴らしく
 津軽富士と呼ばれる
 だけのことはある。
 山麓にある岩木神社は
 山体そのものを
 ご神体にしているの
 だろかう。

右 岩木スカイライン
  株式会社の有料
 道路が70回のカーブを
 繰り返して八合目
 まで通じている。

左 八合目
 広い駐車場と休憩所が
 ありリフトが9合目の
 とりうみ火口まで
 通じているがこの日は
 点検中で運休していた

 右 山頂へ
   リフトの駅を
 過ぎるとダケカンバや
 ナナカマドの低木も
 姿を消し展望が開ける。


右 鳥海火口跡と
  リフト駅、鳥海山
 久住の御窪に似て
 深くくえぐれ火山で
 あることを物語る。
 江戸時代の大噴火が
 天明の飢饉を来たし
 たという。

 左 避難小屋
  鳳鳴ヒュッテ
  鳥海山と岩木山の
 鞍部にある避難小屋
 昭和39年1月、この山
 で鳳鳴高校の生徒が
 遭難したという

左 山頂を望む
 ナナカマドの紅葉も
 今一つ、実も少なかった
  
右 北海道方面を望む
  四角錐のなかに
 鐘がつるしてあり、
  四面に岩木山頂と
 彫られた金属の
 銘盤が埋め込まれ
 ていて記念写真を
 撮るのによい。

左 神社
 近くに社務所が
 あり夏は神主さん
 が常駐すると
 いう。
  
 右 日本海
    山頂からは
 津軽平野、日本海
 十三湖、遠く北海道も
 望めた。

左 鳥海山から見た
  岩木山
 リフト駅の裏手の
 峰は鳥海山、
 チョウカイサンでなく
 トリウミヤマという
 とにかく登ってみたが
 山名標識はなく岩に
 たくさんのお賽銭が
 あがっていた。


右 夕暮れの岩木山
   青森県の最高峰。
  登ってよし見てよしと
  素晴らしい山でした。
2日目 ≪2010年10月2日≫ 酸ヶ湯温泉から八甲田大岳
       酸ヶ湯駐車場(8:10)−(9:30)地獄湯沢−(10:00)仙人岱−(11:00)八甲田大岳−
       (11:40)避難小屋(12:15)−上毛無岱−(13:20)下毛無岱−(14:20)酸ヶ湯(14:50)
    これまで八甲田には2回行ったが、山頂を踏むことはなかった、紅葉の睡蓮沼からみた八甲田の峰々、
    ロープウエイから降りて、新雪の田茂萢湿原から望んだ赤倉岳、いつかはと思っていた山に登りましたた。

左 城ヶ倉温泉
  前日、岩木山から
 移動。しゃれたホテで
 散策コースもあり、
 紅葉が始まり
 ミズバショウは
 かれかけ、池には
 ニジマス?が泳いで
 いました。

 右 酸ヶ湯登山口
   紅葉も始まった
   土曜日とあって
    駐車場は車で
  あふれていた。

左 登山道は暫くは
  ブナ、とど松などの
  樹林帯、登山者は
  多く、こちらは団体
  迷惑にならないよう
  何回も先に行って
  もらいました。
  樹林を抜け展望が
  開けると南八甲田
  の山が見えました

右 地獄湯沢
  地獄湯といわれる
  だけあって硫黄臭が
  していた。かって
  硫黄を採取して
  いたとの事でした。

左 仙人岱から見た
  八甲田山を望む
 仙人岱は硫黄岳、小岳、
 八甲田大岳に囲まれた
 湿原で規模は小さいが
 チングルマ等高山植物も
 見られる。
 八甲田清水と呼ばれる
 湧水もあり近くには
 避難小屋がある

 右 仙人岱からみた小岳
  周囲は紅葉し始め
  アオモリトドマツの
  緑と対照的

左 山頂へ
 山頂が近くなると
 ザレ場となって
 崩れないよう蛇籠が
 置かれていた。

 右 鏡沼
   登るほどに
  展望が広がる、
 小さな池は鏡沼、
 小さな山が硫黄岳
 その向こうは
 南八甲田の山々

左 高田大岳
  その姿も形がよい。
 手前のくぼ地は
 火口跡か、噴火の
 記録はないが
 火山ガスの出ている
 所もあり、今年
 酸ヶ湯ちかくで
 山菜取りの人が
 亡くなっている
  
右 八甲田大岳三角点
  八甲田山系の
 最高峰、多くの
 登山者で賑わって
 いた。

左 大岳の方位盤
  見える山々の名が
 刻んである
  登って楽しい
 見て楽しい山の
 代表格だろう


右 毛無岱
 眼下には毛無岱が
 広がる。
  左からロープウエイの駅のある田茂萢岳、井戸岳、赤倉岳、赤倉岳から下ると大岳との鞍部に避難小屋がある

左 避難小屋
  新しくトイレもある。
 小屋の前の広場の
 ベンチで昼食とした。
  休憩後紅葉の毛無岱へ
 下る


右 ロープウエイ駅
  上毛無岱から

左 上毛無岱
   紅葉も始まり
  景色をゆっくり
   みたり、写真を
 撮りたい所だが
 1車(歩)線の木道、
 離合もできず展望
 所まで休まず歩く。

右 下毛無岱へ
  毛無岱は二段に
 なっていて、
 その間は急坂の
 木段になっていた。
 この木段からの
 景観は見事でした。

左 八甲田大岳
  紅葉真っ盛りの
 上と下をつなぐ
 木段の道が見える
 
  
右 紅葉
  ところどころ
 黄葉だけでなく
 紅葉もみられる
  下毛無岱紅葉、錦秋とはこのことだろう、大満足で酸ヶ湯に下る。

  八甲田から青森県を
 横断、鯵ヶ沢から日本
 海沿いにみちのく温泉
 に向かう。
  途中、千畳敷で
 日没を迎え、温泉に
 着いたときは暗く
 なっていた。

左 みちのく温泉の
  大水車
 日本一の水車という

右 みちのく温泉の夕食
  あわびのステーキ
 温泉は鉄サビ色で
 食塩を含み
 いかにも効能が
 ありそうだった。
 露天風呂からは海が
 望め五能線の列車が
 すぐ下を通り、
 通過時刻が書いて
 あった。
3日目 ≪2010年10月3日≫ 世界遺産のブナ林の白神岳へ
       登山口(6:35)−二股分岐−水場(8:20)−マテ山分岐(9:15)−(11:20)山頂(11:45)
       −(14:20)水場−(15:30)登山口
      世界遺産のブナ林の端っこを歩き、白神山地の最高峰に登る。

左 黒崎登山口
  広い駐車場と
 トイレと休息所が
 ある。

右 白神岳登山道口
 舗装道がここまで
 来ているが登山者
 多くなり駐車場が
 たりなくなったの
 だろう。

左 ブナ
  登山口近くの
 ブナ
  

右 マテ山分岐
  展望はない
 木々を見ながらの
 登山、単調といえば
 単調。
  

左 ブナ林
 みごとなブナ林が
 続く。
 途中から小雨が
 降り始め雨具を
 着用する
  
右 日本海
 1000mを越えると
 木の背丈も低くなり
 紅葉越しに日本海が
 望めるようになる

左 尾根を登る
  ブナの黄葉には
 早かったが
 ダケカンバは
 色づいていた。

右 十二湖コース分岐
 黒崎から白神岳
 までのコースは
 世界遺産の縁を
 あるくだけだだ
 十二湖へのみちは
 一部世界遺産の中を
 通るという。


左 始まった紅葉
 あいにくの天候だが
 それでも嬉しい

右 山頂へ
  分岐から700m
 展望の良い尾根を
 歩く

左 山頂から見た
 避難小屋とトイレ
  小屋の中では
 一グループが
 食事中であった。
  我々も、か弱い
 元山boyは小屋の
 なかで、たくましい
 元山girlは小屋の
 外で食事をとった、

右 山頂三角点
  
 もと来た道を下り、登山口の広い休憩所で雨具を脱ぎ体操、みちのく温泉に戻る。
山頂近くの紅葉、展望はよかったがブナ林歩きは単調でした。

 翌日、雨の中、十二湖を
 散策、点在する池、
 見事なブナ林をみて
 温泉に戻りで昼食、
 帰途につきました。
  せっかくきた青森、
 道の駅「アップルヒルズ」
でリンゴを試食しました。
 初めて食べた「トキ」、
 美味しかったので
 兄らにも送りました。
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