アセビ(馬酔木) つつじ科 Pieris japonica 白い花が枝いっぱいに、九州の山では九重、 阿蘇、祖母、大崩などあちこちに見られる。 鞍岳 1993-04-18 見頃 ツ-ムシ山 1993-04-18 見頃 阿蘇斧岳、尾ノ岳、鞍岳には特に多い 。 名前の由来はこの植物が持つ「アセボチン」と いう成分が馬を酔ったようすることによる。 万葉の植物としても知られる。 「池水に 影さへ見えて 咲きにほう 馬酔木の花を 袖に扱入(こき)れな」 大伴家持(おおとものやかもち) のほか 何首も詠まれている。 |